施工月 | 2022年12月 |
---|---|
施工場所 | 岡山県総社市 |
ログ材 | パインラミネート |
ログ形状 | マシンカット |
ご依頼に至った経緯
約15年前に他社メーカーにて建てられたマシンカットログハウスでした。
メーカー代理店が廃業され新築後のメンテナンスがほぼ出来ていない状態でした。
外壁、屋根の劣化が激しく、また建具や窓、ドアの不具合も出ていてスケッチのご相談頂きました。
外壁補修前
掃出し窓補修
掃出しの窓と網戸が開きにくくなっていたので
幕板を外して調整しました
セトリングは終わっていたので
Tバーをビスで上に上げました
屋根補修・再塗装
高圧洗浄機で洗います
天窓鉛板金に亀裂を発見(2ヶ所共に亀裂がありました)
最終的にFRPで補修しました
瓦割れも発見
(3ヶ所割れていました)
瓦交換
瓦交換
屋根塗装前(コケはブラシで落としました)
屋根塗装後
天窓鉛板金亀裂の補修
FRP(ガラス繊維に樹脂を含ませる)
FRP(乾いたら屋根の形状になじませる)
FRP後
ログ壁 木部再塗装
ケレン
(再塗装では最も重要な工程です)
ケレン
ケレン
(面地は細いブラシでゴシゴシ)
ケレン後
ケレン後
下地シーラー
当初予定の2.5倍使用しました
下地シーラー
仕上げコンゾラン
幕板は3回塗装
仕上げコンゾラン
ログ壁は劣化によって3~5回塗りました
仕上げコンゾラン
玄関部分はログ壁ではなく、板壁だったので
乾燥による反りや割れもあり
破損していた玄関下屋根の樋を交換
かなり汚れていた破風
板金塗装とセトリングにより
曲がった樋は交換
破風部分は全て板金で覆いました
施工後
スケッチより
外壁の劣化がかなり激しかったため、再塗装の塗料は水性造膜性塗料(キシラデコールコンゾラン)をお勧めしました。
また破風は板金で覆う事もお勧めしました。
外壁の劣化は想像以上でメーカー推奨塗装回数をはるかに上回りました(笑)
特に以前の塗装塗膜を削るケレン作業は約10日間掛けて磨き落としました。
工期がかなりかかりましたがとても綺麗に仕上がりお客様にもご満足頂き嬉しく思います。