現場は生きた教材です - 岡山のログハウス 株式会社スケッチ
スケッチブログ

現場は生きた教材です

3年目のメンテナンスに倉敷市のK様邸に伺いました。
毎回思うところですが、月日の経つのは本当に早いですね。
K様の外壁の塗料はコンゾラン(水性皮膜式塗料)です。

まずは外部をゆっくりとチェック。合わせてセトリングボルトを締めていきます。
ことらの写真で二山程度緩んでいますが、実際に締めると10mm程度締まりました。

K様邸は2階の壁、妻壁ともにログ。そのためセトリングも大きい訳です。
ログ壁は建築後ログ壁が痩せて実の木肌が見えたところをご主人が塗装を
されたので、外壁の白いライン(痩せてでた木肌)は全くありませんでしたが、
軒天はさすがに届かないのでラインが見えました。木はやはり素直ですね。
今回改めて判った事は、水性皮膜型の塗料は圧倒的に浸透型の塗料にくらべ持ちがいいですね。

また通常西側の壁が西日の影響(日照時間の長い場所)でヤニが良くでていますが、
K様邸は比較的少なかったです。

「西壁にはこれからタープを付けるので、すだれの役割をして直射日光が緩和された
からかな」とK様。なるほど。。。
その反面、南面が比較的多く松ヤニがでてました。かなり古い松ヤニで
こちらは爪で簡単に取れました。


カミキリ虫を涼しい北面で発見。

そして室内床下を確認。

もちらん水漏れ無し。しっかり換気もできていてカビもありませんでした。
その後、餅つきをしているのでお隣のご実家へ。

すっかり大きくなったご長男。ご馳走様でした。

現場には私の知らない事がまだまだいっぱいあります。
だからログハウスって楽しいんですよね!




 
 
 
 
 
2017年5月28日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス