スケッチブログ

現場レポート


蒜山高原の築30年のハンドカットログハウスオーナー様からメンテナンス工事のご依頼がありました。


とても綺麗に管理されていました。
主には屋根と外壁(丸太)の再塗装のご相談でしたが、広いデッキの床と笠木が一部腐っていたのと
丸太のノッチの1段目がい箇所腐り(のちに白蟻によるものと判明)が有り、いずれも改修工事を
来春雪解けからの再塗装の前にする事になりました。
まずはデッキの改修から。
まずは床と笠木。
材料は2×6(ツーバイシックス/江与味製材㈱製品)を使用されていたので、今回は岡山県産桧の2*6を防蟻防腐注入加工して
事前に1回塗装(キシラデコール)したものを施工しました。
再度来春塗装します。


次に幕板の交換。
こちらが2*10(ツーバイテン)で対応しました。
こちらも同じく桧の防蟻防腐加工材です。


もちろんステンレスビスで留めました。
翌日はノッチの交換です。
こちらは同じく岡山県産(江与味製材㈱製品)の桧丸太を自然乾燥して防カビ材を塗布しました。
まずは仮置きしてサイズを確認して墨を打ちます。
一回り大きな桧です。


そして既存のノッチを除去。


なんと水による腐れでは無く、白蟻による被害でした。
かなり古いもので白蟻はすでに居ませんでした。
続いて新たなノッチの加工です。
mずはチェンソーで粗方の形に削ります。


それを置いては墨を打ち、今度は電動カンナで削ります。


それを何度も繰り返していきます。
今回ノッチにボルトが無かった(ログ壁側にボルト有り)ため長いコーチボルトを下から打ち込みました。
そして完成。

隙間はコンシール(ログ用のコーキング材)を打ちました。
我ながらいい感じです。

2025年11月26日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

2022年にログハウスを建てられたA様邸の同じ敷地内の古民家の解体工事をさせて頂きました。
↓こちらはログハウス新築工事前の地鎮祭と基礎工事の当時の写真です。
築約140年の立派な古民家でした。


近隣ご挨拶も終え、11月初めから工事に入りました。
まずは遺留品の処分から。
かなりの量でした。


そして室内の家財や家具を処分し、建具を外していきます。


次に屋根の板金を外すと、藁ぶき屋根が見えてきました。

お天気にも恵まれ、日中は汗ばむ日が続きました。


続いて重機で躯体を壊していきます。

古井戸もお清めをしました。

そして先日真砂土を引いて完了しました。


お施主様にもご協力頂きスムーズに作業させて頂きました。

2025年11月26日 | カテゴリー 現場レポート, エクステリア |

吉備高原都市のM様邸ログハウス新築工事の玄関下屋根が完成しました。

足場も外れ外観はほぼ完成です。

来月より内部の造作工事に入ります。
キッチン、キッチンカウンター、洗面化粧台、下駄箱、パンドリー収納棚etc
いっぱい作ります。
クリスマス頃に完成の予定です。

追伸
構造見学会は11月30日(日曜日)にて終了いたします。
現在(11/25時点)午前のみ空いています。
ご予約はHPよりお願いいたします。
↓お申込みはコチラから
https://sketch-arc.com/news/20501.html

2025年11月25日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

岡山市南区のT社ログハウス。
本日型枠を撤去し完成しました。

年末に床組み予定です。
ログ組上げは年明けになります。
狭小地のため手積みの予定です。

2025年11月25日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

吉備高原都市M様邸新築ログハウス工事現場。
本日はカーテンの打ち合わせ。
コーディネーターはいつもお世話になっている水島ボードセンターの福田さん。

私の出番は無さそうです。。。
外は秋空でした!

2025年11月13日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

岡山市内新築ログハウス現場です。
いわゆる狭小現場です。
先日基礎配筋検査を行いました。


こちらが先行配管。
キッチンやユニットバスなでの給水、排水配管の為に事前に基礎に埋め込んでおきます。

そして本日ベースコンクリート打ち。
コンクリートミキサー車からポンプ車を経由して小さな建物を超えて現場基礎にコンクリートを流しています。
実に25mほどの長さです。


奇跡的に全てお施主様の土地だったため、道路占用許可など必要なくスムースに作業出来ました。

ホ・・

2025年11月13日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

以前からご相談頂いていた解体工事のご相談案件の現場に行ってきました。
2件は岡山市内です。
1件は国道沿いの住宅で、外溝の解体のご相談でした。
大きなお庭ですが樹木の維持管理が大変なのと、ガレージ入口が国道に面しているため大変危険で
今回塀とお庭を一旦解体して、あらたに国道沿いにブロック塀を作りご計画です。
測量もなかなか怖かったです。。。

次に美咲町の中古住宅を購入されたオーナー様から敷地内の付属建物の解体と住宅の改修工事のご相談でした。
前のオーナー様の手造りの東屋などですが、かなり傷みが進み危ない状態でした。
見た目はターシャ・テューダーの造園のようですがいつ倒壊してもおかしくないものもありました。


母屋の薪ストーブの投入ガラスが割れていたので、補修させて頂きました。
↓こちらは補修前の写真です。

すべて来春以降の工事となります。

2025年11月09日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

来春建築予定の蒜山現場に行ってきました。
11月初旬ですが気温も低く、一足早く冬が訪れていました。


天気も怪しく、早々に杭打ちを行いました。

合わせて中古ログをご検討中のお客様から調査依頼があったため現地調査させて頂きました。

どうやら建築後のメンテナンスはほとんど手つかずで色々問題はありそうです。

午後から来月デッキとノッチの改修工事のハンドカットログハウスのお宅に資材の一部を運搬しました。


築30年強のハンドカットログハウスです。
とてもメンテナンスが行き届いていますが、今回デッキとノッチの一部が腐っていたため改修および補修工事をさせて頂きます。
春には全面再塗装工事に入ります。

その後こちらも3年前にメンテナンス工事をさせて頂いたマシンカットログハウスのオーナー様から
敷地内の樹木の伐採とコンクリート土間のご依頼があり現地へ伺いました。


大型樹木のため、こちらは専門業者をご紹介させて頂きました。
土間コンクリート工事は来春の新築工事の際に一緒にさせて頂こうと思います。

帰りに、ペンション&喫茶の「もりくらす」さんへお邪魔してコーヒーを頂きました。
相変わらずのセンスの良さに時間を忘れそうになりました。

来春はしばらく蒜山に居候させて頂きます。

2025年11月09日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

吉備中央町の新築ログハウスの足場が外れました。
先日、瑕疵担保保険の中間検査を受けました。


もちろん問題ありませんでした。
先行して、窓の幕板とデッキ床板を塗りました。


そして先日(11/6)足場を取り外しました。


外部の塗装もデッキと玄関ポーチ以外完了しました。

↓こちらは内部の様子です。
天井が張り終わり、1Fの間柱の施工も終わり床張り作業に入ります。

↓こちらは間柱の写真です。
ビスとノコ目と両サイドのシャクリ。??? この収まりが分かった方はログハウスツーですね。

そんな疑問にお応えする「構造見学会」も今月末で終了します。
↓ご希望の方はお申込みフォームよりお申込み下さい。
https://sketch-arc.com/news/20501.html

2025年11月08日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

今夏、中古のログハウスを購入された方からメンテナンスのご依頼がありました。
秋口から同じ団地(吉備高原都市)内で新築ログハウス工事があるため、その時期に作業させて頂いています。
8月に腐ったデッキを撤去し、土台(こちらの物件は1段目のログが土台兼用されていました)の腐ったいた部分も撤去して
最終工程で板金補修を行うために下地補修させて頂きました。
次に塗装工事。
まず10/24(金)足場設置。


その後1週間かけてケレン作業。
ログの面取り部分は金属ブラシで1本づつ磨き落としました。
そのごコンプレッサーサンダーでログ面をケレン。


その間に屋根に隣接する大きな樹木の枝を手の届く範囲で枝打ちしました。
かなり大量に。。。。


合間合間でお施主様と足場に上ってご説明。
煙突の掃除もご説明しました。
↓こちらは足場が付く前に煙突掃除をした時の写真です。
前のオーナーさんはあまり薪ストーブを使われていなかったみたいで煙突内の煤はあまりありませんでした。

屋根の上にかかる樹木の落ち葉で樋が詰まり役目を果たしていませんでしたので、落ち葉を取り除き
落とし口から縦樋に落ち葉が堆積して詰まっていたため一部カットして取り除き継ぎ手で補修しました。
また落ち葉除け金物を取り付けました。これで安心です。


↓こちらがケレン後のログ面です。

そして養生。
ガス給湯器は要注意です。

そして11/1(土)よりいよいよ塗装開始です。
今回ログ壁、軒天、破風はほぼ全て水性造膜タイプのキシラデコール「コンゾラン」を使用します。
↓こちらが軒天の2回塗装の様子です。
↓1回目


↓2回目


天候にも恵まれ順調に進んでいます。

2025年11月08日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

岡山市中区の朝日保育園の補修工事に伺いました。
ここ数年前からご依頼頂きお世話させて頂いています。
今日は教室内の棚(いわゆるカラーボックス)の裏の補修と室内出隅の補修作業です。
カラーボックスの裏側に園児が触っても怪我をしないように厚紙を貼っていましたが耐久性が無く
今回、下地に少し厚めのベニアを貼ってその上に白ベニアを貼り角にクッション材を付けました。

長年のテープ留めでテープ跡のねちゃねちゃがかなり付いていたのでシンナーで綺麗に取りました。

作業自体は特に難しい内容ではありませんが、0歳から年長さんまで目線や手の届く高さが異なり
また、ビスなどは危険なため、できるだけ使用しない方法での対応となるためとても気を使います。

綺麗に仕上がりました。

古い私立の保育園や施設は当時の建設された会社が廃業されたりしてメンテナンスの対応が出来ないケースが
あります。朝日保育園さんもその一例です。
本業(ログハウス建築)ではございませんが、時間の許す限りまたご対応可能な範囲で対応させて頂きます。

2025年11月08日 | カテゴリー メンテナンス, 現場レポート |

この夏お引渡ししました吉備中央町のN様邸の薪ストーブの火入れを行いました。
ご実家の山で取れた薪で火入れを行いました。
なんとも羨ましいですね。
11月初めですが、朝晩は冷え込みます。
まずは正規の火起こしをご説明し、我流(笑)にて火起こし。。。
だんだん大きな薪を入れていき種火を作りました。


いつまでも見ていられる火の揺らぎですね。
Sketchでは、ログハウスに薪ストーブを設置希望の場合は通常は懇意にさせて頂いている
薪ストーブ屋さんをご紹介させて頂いていますが、煙突、本体掃除をDIYでされる方には
国産のホンマ製作所製の薪ストーブを設置させて頂き、メンテナンスのご説明をさせて頂いています。

さあ、薪ストーブシーズンに突入しました!
しっかり薪ストーブライフをお楽しみ下さい!

2025年11月08日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

3年前にスケッチでログハウスを建てられたA様の自宅敷地内の古民家の解体工事が始まりました。
築約130年です。
11/4。まずは家財道具の撤去りスタート。


こちらが3年前にスケッチ建てられたログハウスです。

ログハウスの中では、ご主人が薪ストーブを焚かれていました。

その後も順調に進んでいます。


11月7日時点、屋根の板金が取られ藁葺き屋根が現れました。

130年の時を感じます。
安全第一で進めていきます。

2025年11月08日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

加賀郡吉備中央町(吉備高原都市)M様邸新築ログハウスの外壁塗装が完了しました。
↓こちらは1回目塗装の様子(10/9撮影)
塗料はシッケンズHLSe(油性浸透性塗料)を2回塗装。


内部は小屋裏の電気配線工事中です。

↓続いて塗装3回目の様子。
3回目からがシッケンズFillter7(油性造膜性塗料)を2回塗装。
光沢が出てきました。

↓本日4回目塗装完了しました。

↓内部はこんな様子です。
屋根断熱材施工が終わり1F天井下地施工中です。

今しか見えない「構造見学会」を開催中です。
ご見学ご希望の方は、お申込みHPよりお申込み下さい。
なを11/16(日)の午後は全てご予約で埋まりましたのであしからずご了承下さい。
↓お申込みはコチラ

https://sketch-arc.com/news/20501.html

2025年10月30日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

吉備高原都市内のM様邸。
昨日は構造見学会に多数ご参加頂きありがとうございました。
本日より瓦工事と塗装工事が始まりました。
まずは瓦上げ。専用リフトで屋根へ上げて適所配ります。職人はベテランの三吉さんです。


DIY塗装が多い中、久しぶりにプロ職人の塗装です。
まずは破風の塗装から。
屋根やさんと干渉しないように。。。。職人はこちらもベテランの澤井(兄弟)さん。


外部に色が入ると雰囲気が変わりますヨ!

2025年10月06日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

吉備高原都市(岡山県加賀郡吉備中央町吉川)のM様邸平屋ログハウスの床組み工事が始まりました。
8月末に基礎型枠撤去。

本日、土台・大引き設置開始。

こちらを見て気づいた人はスケッチヘビーユーザーですね。
そうですね。基礎パッキンからの虫の侵入を防ぐためのステンレスの網ネットです。

本日は床組みにて完了。

金曜日に床下地合板張りにて一旦終了。
週明けからログ組上げです。
10月5日より構造用見学会を開始します。

2025年9月18日 | カテゴリー ログハウス, 現場レポート, お知らせ |

N様邸の第二期工事、ガレージ兼倉庫が完成しました。
9/1建前。まだまだ夏の猛暑の元での建前でした。


間口4.5m(二間半)×奥行5.4m(三間)
外壁は塗装済の焼杉板です。


吊り戸の引戸は重量約60kgでした。

軽トラが入り、大きな冷蔵庫も入りました。


春からのログハウス新築工事より大変お世話になりました。

2025年9月10日 | カテゴリー 現場レポート, エクステリア |

築30年の他社メーカーの丸太(ハンドカット)ログハウスのオーナー様から
メンテナンスのご相談を受け蒜山に行ってきました。
巷では40度を超える猛暑の日が続く中、こちらは朝晩はかなり過ごしやすくなってきたそうです。
さすが、県北。

築30年ですが、定期的にメンテナンスはされていたみたいで、状態はまずます。
ノッチの一部腐りと、破風の一部に腐れがありました。
屋根はガルバでほぼ再塗装時期と思われます。
内部は、数年前に大リノベーションをされてとても綺麗でした。

なんだか時間がゆっくりに感じました。

2025年8月22日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

お盆前から始まった吉備高原都市のM様邸基礎工事。
鉄筋配筋検査も無事クリアし、

先日、ベースコンクリート打設工事を行いました。

朝9時からコンクリート打ち開始。
既に体感的に35度位でしょうか。猛烈に暑いです。

この時期のコテ仕上げはスピード勝負です。

9月下旬からログ組上げ開始予定です。
今回のログハウスは国産杉のマシンカットログハウスで平屋です。
10月初めから構造見学会を開催する予定です。
見学会は予約制とさせて頂きます。
9月中旬にHPに予約フォームをアップします。

2025年8月22日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |

香川県坂出市のI様邸のログハウスが完成しました。
I様邸は国産杉のD型マシンカットログハウスです。


内部はカントリー調の家具が収められています。(写真は工事中)


今回はお施主様が建設業の方で、スケッチはログ材の支給と技術サポートをさせて頂きました。
大工工事は丸亀の㈲永安工務店さんが受けられました。
過去にログハウス施工も経験があり、また1級建築士の熱心な現場監督さんの采配もあり
打ち合わせもスムースに行われました。
何度も弊社の建築中現場に足を運んで頂き、助かりました。
これで香川県にも頼りになる仲間が増えました。
I様おめでとうございました。

2025年8月22日 | カテゴリー 現場レポート, ログハウス |