今日は朝から屋根の垂木掛けです。
今回の垂木の高さは180(mm)です。
ログハウスの場合、ロフト(もしくは2F)の天井の構造は、一般在来のように
懐(天井と棟木の空間)がありません。天井板の上は垂木が流れ、その上は
天井の仕上げ(瓦など)です。
ですから、垂木の中で通気と断熱を収めます。そのため、一般在来の垂木の高さ
に比べてかなり高さのある垂木を使用します。
また、今回妻壁もログ材を使用するため、収縮によって妻壁が沈んでいきます。
(セトリングと呼ばれるログ特有の現象です)そのため三角形の角度が変わる
ため、垂木と桁、垂木と母屋を止める場合に特殊な金物が必用です。
(垂木スライド金物と呼ばれています)
この状態で見ていただくと、ログハウスの特徴がよく判ります。
完成物件だけでなく、各社の構造も是非ご覧になってみては如何でしょうか?
勉強になると思いますよ。
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