スケッチブログ

☆岡山県高梁市 臥牛山登山日誌☆

おはようございます。  アウトドア倶楽部です。
慌ただしい? 年の瀬ですが、みなさま如何お過ごしですか?

アウトドア倶楽部は相変わらずマイペース。。
世間の慌ただしさにおかまいなく、我ままに活動を続けております。(笑

さて今回は、以前から気になっていた岡山県は高梁市の臥牛山。
同行頂いたのは、またまた弊社OBのK様。 おっさん二人の旅です。

高梁市は、武家屋敷など、古くからの街並みが残るレトロ感たっぷりの街でした。

少し北東方面に足を延ばせば、ベンガラで有名な「吹屋ふるさと村」があり、
登山なしでも1日楽しめますよ。。
(今回はふるさと村にはいってません。。またこんど)

 

001駐車場前の武家屋敷跡。。いい雰囲気。

 

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駐車場から少し歩くと登山口。  雲海に浮かぶお城「備中松山城」を経由して
山に上がるルートになっています。

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登山道をしばらく歩くと石垣が見えてきました。  ここは足軽の番所。

美しく築かれた石垣は建築的に見て素晴らしい。
1個1個の石の「点」が積み重なって「線」になり、美しいフォルムを見せていました。

「誰が設計したんじゃろ?」と、同行のKさんと話しながら二人で見とれていました。

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晴れ渡った青空に真っ白なお城が映えますね。

ここ松山城は、昔ながらの木造建築を残していることで有名です。
建築士としては内部を見たかったのですが、今回は時間の関係で外部だけ。
また来よう!!

また、雲海に浮かぶお城としても有名で、この時期はカメラマンや観光客で賑わいます。
最近では、NHKの大河ドラマ「真田丸」の撮影に使われています。

雲海に浮かぶお城を見るためには、別の山峰のある展望台からになります。
日の出前の景色が幻想的で素晴らしいとのことでした。

お城から下に広がる雲海を見ただけでも満足ですけどね。。

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お城の脇にある登山道をしばらく歩きます。  すると見えてくる吊り橋。
吊り橋から見る山々は、霧に包まれてとても幻想的。  まるで「墨絵」のようですよ~!!

吊り橋の向こうが臥牛山山頂。  標高約500m。

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山頂までの路の途中、、美しく伐採された杉林がところどころにあります。

伐採跡にはちゃんと「植林」がされていて、この山はほんとにきれいに整備されています。

歩いていて楽しい!!

で、この辺りで立ち止まってKさんと談義。
目崎「・・きれいに整備されとんな~。 切り出した木を運び出す道もちゃんとあるし。

昔は切るだけ切ってほったらかしにしてた時期もあるんよね。
なので、土石流なんかの被害もあった。

でも、今は人間が手を入れることによって山が保たれとる。

・・ん?  人間が山に関わるまえはどうなんじゃろ?  荒れ放題?」

Kさん「・・それは、山の動物の仕事なんよ。。

山はもともと、動物たちのものなんよ。  目崎さん」

目崎「あ~、、自然の循環か~!!」

Kさん「そうそう。。」


どんな「循環」なのか?
   みなさん考えてみてください。

本来は自然な状態が一番!!   そこに人工的な行為が入ることによって「循環」が崩れる。

特に、僕たち建築に関わる人間にとって、考えさせられるKさんの言葉でした。
なにせ、建築は 景色を変えてしまう 行為ですからね。

そんな思いを忘れず、出来る限り景色になじむ建築、、やっぱり、自然な素材で、
昔からそこにあるような住まいを作って行きたいと感じました。

020021登頂三角点に到着。。  で、記念撮影。

 

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少し下山してランチ。。 久しぶりの山ラー。
臥牛山は野生の猿の生息地としても有名なんですね。

山で食べると猿に襲われると聞いて、下山途中で昼飯にしました(笑
そう言えば、森の中で猿の鳴き声が聞こえてました!

向かって右の画像は、Kさん愛用のナタ。

本人曰く、山での護身用兼山師道具とのことです。
(注:Kさんの本職は「山師」ではありません。 ボランティアでやっておられます)

 

下山後は、高梁市の武家屋敷街を散策しました。

ふと目に留まった造醤油屋さんに入ってみました。

そこは、建築屋魂をくすぐるような場所でしたね。

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土壁、太い柱と梁。 軒の高さなど絶妙な設計。
とてもバランスがイイ外観と内装。

間口の広さと軒の高さのバランスが特にイイ!!
ここにはこんな建物がいっぱいあります。

ヨーロッパなどは、街並みに統一感があってとても美しい。
日本の街並みも、昔は統一感があったような気がします。

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井戸もそのまま残ってた!!   中庭の庭園も素敵でした。

右端の画像、蔵の軒桁の継手は「追っかけ大栓継」という手法。

引っ張りや曲げの力にとても強い継ぎ方です。

釘は使っていません。
大工さんの知恵と感、経験と、そして技の賜物です。

今回は、松山城の石垣の設計や木造加工の技、そして、街並み、山の営みなど、
建築屋として考えさせられることがたくさんありました。

これらのことは、やろうとしたとき、すぐに実行できないかもわかりませんが、
この意識だけは持ち続けたいと思います。

Kさん、ありがとうございます。

Kさんとの話、もっといろんな人に聞いて貰いたいと思いました。

みなさん、今年は今回で最後の活動になるかも知れませんが、
また来年、是非一緒にいきませんか?

よかったら。。。

 

 

 

 

 





 
 
 
 
 
2016年12月19日 | カテゴリー 外遊俱楽部