蒜山高原の築30年のハンドカットログハウスオーナー様からメンテナンス工事のご依頼がありました。


とても綺麗に管理されていました。
主には屋根と外壁(丸太)の再塗装のご相談でしたが、広いデッキの床と笠木が一部腐っていたのと
丸太のノッチの1段目がい箇所腐り(のちに白蟻によるものと判明)が有り、いずれも改修工事を
来春雪解けからの再塗装の前にする事になりました。
まずはデッキの改修から。
まずは床と笠木。
材料は2×6(ツーバイシックス/江与味製材㈱製品)を使用されていたので、今回は岡山県産桧の2*6を防蟻防腐注入加工して
事前に1回塗装(キシラデコール)したものを施工しました。
再度来春塗装します。


次に幕板の交換。
こちらが2*10(ツーバイテン)で対応しました。
こちらも同じく桧の防蟻防腐加工材です。


もちろんステンレスビスで留めました。
翌日はノッチの交換です。
こちらは同じく岡山県産(江与味製材㈱製品)の桧丸太を自然乾燥して防カビ材を塗布しました。
まずは仮置きしてサイズを確認して墨を打ちます。
一回り大きな桧です。


そして既存のノッチを除去。


なんと水による腐れでは無く、白蟻による被害でした。
かなり古いもので白蟻はすでに居ませんでした。
続いて新たなノッチの加工です。
mずはチェンソーで粗方の形に削ります。


それを置いては墨を打ち、今度は電動カンナで削ります。


それを何度も繰り返していきます。
今回ノッチにボルトが無かった(ログ壁側にボルト有り)ため長いコーチボルトを下から打ち込みました。
そして完成。

隙間はコンシール(ログ用のコーキング材)を打ちました。
我ながらいい感じです。



086-245-2202





