ログハウスメンテナンスの記事


スケッチはログハウス専門会社です。
新築工事が主体の建築会社ですが、余裕を持った時間を頂ければ
他社で建てられたログハウスのメンテナンスやリフォーム工事も承ります。
今年春にご相談頂いた他社メーカーログハウスのリフォーム及びメンテナンス
工事に入りました。
今回は主にキッチンとユニットバスの改修工事です。
まずは造作キッチンのIHの交換です。
今回タイル職人さんと大工さんの共同作業になります。
IHの天端の寸法は同じですが機能部が以前の物と若干サイズが異なるため
前面のタイルを一部ハツリます。

タイルをハツったら次は下地の木部を大工さんがカットします。

新品のIH
IHを入れては位置を調整しながら作業していき、無事入りました。
次にタイル目地部分の補修です。折れ部分(出隅)が経年により一部目地が欠けた部分を一旦撤去して
目地を入れ込んでいきます。

コテで調整。

今度は立上り部分(入隅)の隙間を目地で補修。

これでタイル部分は完成。
次に年齢により吊り戸の物の出し入れが難しくなったのでこの度撤去します。

合わせてこれまでの手元灯を残しておきたいとのご要望で、照明下地を新たに造作します。

配線も隠してスッキリしました。

その間小生は見える部分を自然塗料(リボス)で塗装。

今後のメンテナンスを考え、お施主様に塗り方をレクチャーしました。

早速DIYされています。

食器棚も蘇りました。

キッチンが蘇り、大変ご満足頂きました。

その他に20年間、少し高かった丸テーブルの台座を奥様の身長に合わせてカット。

20年間使用した手造り郵便ポストが朽ちたため、新たに購入された赤のかわいい郵便ポスト
の下地を作って塗装をして付けました。

こちらもかわいいですね。

床下も白蟻や水漏れが無いか確認しました。

室内ドアが開閉すると床に擦れるので確認しましたがドアの建付けには問題ありませんでしたが、
床板が若干反っていたので、床下で調整出来るか確認しましたが断熱材の受けを全てベニヤで受けて
いたため根太の調整が出来なかったので、ご説明してドアの下を少しカットさせて頂きました。

続いてユニットバス交換に伴う工事で、まずは間仕切板の撤去です。

続いてユニットバスの解体です。

解体後メーカー施工会社に来てもらいユニットバス脚部の位置の確認をしました。

以前と同じクリナップのユニットバスですが、当時と脚部の位置が異なるため
以前の束基礎を一旦全て撤去してやり直しです。

辺りを見ると当時の職人さんの隅出しやメモがいっぱい出てきました。
基礎がかなり高く、空間がかなりシビアだったので当時の職人さんも
大変だったと思われます。

新たな束基礎が綺麗に出来上がりました。

明日ユニットバスを据え付けます。
小さな小さなログハウス専門建築会社ですので、緊急対応はなかなか出来ませんが
工期までに時間の猶予を頂ければ最大限ご満足頂けるよう対応させて頂きますので
まずはお気軽にご相談下さい。
もちろん県外も結構ですが、一応中国地方、四国、関西までとさせて頂きます。

2022年10月05日 | カテゴリー 現場レポート, リノベーション |

築15年。他社建築の丸太(ハンドカット)ログハウスです。
温水器の交換のご依頼でした。
現在コロナ禍で半導体入荷遅れで納期が約3週間と言われていましたが
問屋在庫があったため1週間で対応できました。
まずは給水バルブを止めて、タンクの水を全て排出しその後撤去。
今では珍しい「丸型」の温水器でした。

今回は三菱製の角型温水器です。

まず水平器で水平を確認します。

位置が決まったら脚をコンクリートベースに留めます。
以前と形が変わったため、位置出ししてオールアンカーで留めていきました。

温水器の内部の様子です。
あまり内部を見る事は無いと思いますがこんな状態です。
右上が基盤装置です。全体はグラスウールで断熱されています。

こちらが基盤です。コロナ禍で一部海外部品の入荷が遅れています。

給水と給湯の配管を繋いでいきます。

排水を排水溝に入れます。

電気配線を繋いで完成です。

念のため床下を潜ってユニットバスの水漏れ等が無いか確認しました。

全く異常なし。
ほぼ半日の作業です。
T様お待たせ致しました。
引き続き屋根(カラーベスト)の再塗装のご相談を頂きました。
ありがとうございます。
Sketchはログハウス専門工務店です。他社で建てられたお客様のご対応も
お気軽にご相談下さい。
(*小さな会社なので緊急対応は出来かねます。あしからず。)

2022年5月31日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

先日ブログにアップしたログハウスの再塗装の現場が
シッケンズ様HPの施工事例に掲載されました。

シッケンズHPのURLはこちら↓
https://www.sikkens-japan.com/example/detail/99
ログハウスのメンテナンスや再塗装の参考に少しでもお役に立てれば幸いです。

2022年4月08日 | カテゴリー お知らせ |

瀬戸内市、他社ログメーカーメンテナンス。
塗りの違いがかなり明確になってきました。
こちらは磨き後、シッケンズHLSe(ライトオーク)を下地として1回塗装。北面です。

こちらは西面妻壁。シッケンズHLSe(ライトオーク)下地1回塗装後、フィルターセブンを2回塗装。

上部の妻壁。西日でかなり木部が焼けていたため多少他の面に比べると色が濃いいです。
フィルターセブンの被膜性がよくわかります。小口もテカリが出ていますね。

こちらは東面の妻壁、二階デッキ下。

西面に比べると日照時間が短いのと、デッキが軒の役割をしていたため
木の焼けが少なく西面より多少薄い色に感じます。
そして2Fデッキ裏面。こちらがHLSeを下地として1回塗装。

その後、この度初めて使用するシッケンズセトールデッキ。

こちらを仕上げに1回塗装。


感覚的にはフィルターセブンよりも更に造膜が強い感じです。
もう少しで外壁塗装完了です。

2022年3月24日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

3月初めから始まった築23年の他社メーカーのハンドカットログハウスのフルメンテナンスも
もうすぐ終わります。
4月から始まった再塗装。下地の補修から破風、軒天、丸太、幕板、漆喰妻壁、板金etcと
傷み具合も見ながら塗っていきました。
ほぼ毎日、親子ほどの年の差の塗装職人K君と楽しみながら塗りました。


彼もハンドカットは二度目の体験で、すっかりログファンになってくれました。


若い職人さん達にログハウスのメンテナンスをしっかり教えていきたいと思います。

2021年5月11日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |

今月はメンテナンス月間です。
先週に引き続き、倉敷市のI様邸に伺いました。
3年経過しログのセトリングも今年はほぼ1mm程度でした。
GWに再塗装DIYをされて外壁も綺麗でした。

外部ドアのシリンダーの不具合がありその場で分解。

何せ海外製なので写真を撮りながら慎重に分解です。

原因判明。週明けにメーカーに確認です。
写真がありませんがご主人DIYのフェンスもなかなかかっこ良かったですよ!

2020年9月07日 | カテゴリー 現場レポート, メンテナンス |