津山市A様邸ログハウス新築工事現場。
お施主様の奥様のお母様が、このブログを楽しみに見て頂いてそうです。
できるだけ臨場感を感じて頂きたいと思います。
お母さん見てますか~。
昨日垂木が設置され、今日はまず桁から延びた垂木の長さを揃え、
それに破風(鼻隠し)を取り付けます。
次に屋根に取り付けられる、天窓や煙突の骨組みを造ります。
こちらは煙突が設置される場所。
このように、垂木を一部寸断するため、屋根の強度が弱くなるので補強をします。
やたらめったら天窓を付ける事はお勧めしません。
A様の場合、天窓が2箇所。この程度をお勧めします。
破風と鼻隠しが取り付けられたら、屋根材(今回は瓦です)の下地となる
構造用合板(野地板)を垂木の下から打っていきます。
A様の屋根は6寸勾配です。下から打ち上げて行くので途中途中
滑り止め(転落防止)のサンギを打って行きます。
大工さんそれぞれの役割があり、板を設置する者、墨を打つ者、釘を打つ者が
阿吽の呼吸で作業が進められます。
ログハウスの場合、室内の天井は垂木に沿って天井板が張られます。
この垂木の中は、半分が断熱材、半分が通気層になります。
通気は軒下から空気が入り、棟に上がって棟換気と呼ばれる場所から外に出ます。
屋根の上からみた野地板ですが少し隙間を空けて棟換気を設置します。
こちらは玄関の下屋根部分の垂木を設置しています。
昨日アップした垂木のL金物と異なりますね。
これは垂木の上部がログの外壁に設置されて、ログハウスは経年と共に
乾燥や屋根の重力などにより垂直方向に縮みます。
つまり「壁が下がる」のです。
そうすると垂木が動かないと折れてしまうため、「スライド金物」と呼ばれる
特殊な金物で垂木を留めます。
こちらは2階のテラスの骨組みです。
ピンク色に見えるのは、外部なので腐り防止の防腐剤を注入していて
その薬の色です。(色はメーカーや工場や薬の種類によって異なります)
2階の妻壁の間柱も設置完了です。
かなり外観の様子が判るようになりましたね。
この辺りでは珍しい建物なのか、見物に来られる方もチラホラ出てきました。
週明けから屋根の瓦葺き工事に入ります。
野地板完了
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