ログハウスのキッチンの記事


先日の見学会で良く出たご質問をお答え致します。
今回は「造作」
我々(建築業者)がよく使う「造作」とは?
スケッチでは主に「既製品」に対して「造作」という言葉をよく使います。
「造作で造りゃあええが」とか「造作の方が使い勝手がええんじゃ」とか。。。
分かりやすいのがキッチンですね。
こちらがお馴染みの既製品の「システムキッチン」
どちらも「クリナップ」さんの「システムキッチン」です。


それに対してこちらが「造作キッチン」
こちらは天板がステンレスです。壁面はステンレス柄のキッチンパネルです。

こちらも天板はステンレスです。壁面はキッチンパネルです。

こちらの天板は人工大理石です。壁面はタイル張りです。

実はタイルは奥様のDIYです。


こちらは天板はステンレス。壁はタイル張りです。

こちらも壁のタイル張りは奥様のDIYです。


そしてこちらが「造作」の洗面化粧台です。

こちらの壁のタイルも奥様のDIYです。

他にもキッチンカウンターや

店舗のテーブルや椅子、ベンチなどなど

お客様のご要望に応じて大工さんがお造りします。
それらを総じて「造作」と言ってます。

2022年5月23日 | カテゴリー 木洩れ日のささやき |

先日の相談会でも頻繁に出たご質問に
「キッチンって作れるですか?」とか「洗面化粧台って作れるんですか」
と言うご質問が多かったので少しご紹介させて頂きます。
いづれも最近建てられたお客様ですが。まずキッチン。

こちらは天板はブラックの人工大理石です。シンクはステンレス製です。
タイル張りはご夫婦共同DIYです。

こちらのキッチンの天板はステンレスです。

こちらのキッチン正面のタイル張りは奥様のDIYです。

いづれも奥様と何度も打ち合わせを行い、オリジナルのキッチンをお作りしました。
コストを抑えるポイントとして
①レンジフードやコンロ、水栓など我々が作れない、購入しなければならないものを特別高価なものにしない。
②引き出しをできるだけ少なく、開き戸タイプにする。
以上がポイントです。
タイル張りも今ではタイルからボンドまでセットになって通販で売られています。
またyoutubeでも張り方の説明がございます。
スケッチでもできるだけタイルを切らないでいいように下地の寸法などを調整させて頂きます。
続いて洗面化粧台。
こちらは天板が人工大理石で、上部の鏡棚も造作です。

正面のタイルは奥様DIYです。

こちらは天板は集成板です。(鏡棚は既製品です)

「集成板で大丈夫?」とのご質問もよくありますが、もちろんしっかりと塗装とコーキングをします。
いずれも世界に一つのオリジナル洗面化粧台です。
みなさんもオリジナルのキッチンや洗面化粧台にしてみませんか?

2021年3月05日 | カテゴリー 現場レポート, リノベーション |

このブログでも何度かご紹介させて頂きましたが、現在打ち合わせ中のお客様からも
ご質問があったので再び造作キッチンに関して少しご説明します。。。。
スケッチでは凡そ3割程度のお客様がキッチンメーカーのシステムキッチンでは無くて、
大工さんが作る(スケッチではこれを「造作」と言ってます)キッチンをオーダーされます。
↓こちらが某メーカーさんのシステムキッチンです。

↓こちらがスケッチでオーダーされた造作キッチン

<システムキッチンのメリット>は、
*おしゃれ、色柄の選択肢が多い、機能性が高いetc
<一方デメリット>は、
*画一的、細かい高さ、幅の対応が出来ないetc
決してログハウスに合わないわけではありませんが、せっかくの無垢の木に囲まれた空間で
しかも女性(とは限りませんが。。)が一番居る時間が長い場所で使用するものなら、個々に
あった高さや巾や仕様にしたいですよね。
<造作キッチンのメリット>は
世界に一つの唯一無二のキッチン、高さ巾がピッタシといった満足度と言った所でしょうか。

<メーカーの既製品に比べて高いのでは?>と言うご質問が一番多いですが、
決して同等のメーカー品より高いものではありません。
但し、レンジフード、コンロ(ガスorIH)、シンク、水栓などの設備機器は
造作する事が出来ないため、スケッチでも設備屋さんから購入します。
ここであまりにハイスペックな物や高額な物を選択するとトータルでは高くなって
しまします。
また「大工が作る」所がポイントです。
大工さんが作るため細かなデザインの対応は出来かねますが、一般的な
開き戸、引き出しは可能です。
また、写真にもありますが正面や再度のタイル張りなどもDIYされるとさらに
お得で、一生の思い出にもなる事でしょう!
是非、キッチンや洗面化粧台は「造作」しましょう!

#造作キッチンのスケッチ
#スケッチの造作キッチン
#ログハウスと造作キッチン

2020年9月25日 | カテゴリー 木洩れ日のささやき |