寒い!!!!!です。
ランクルにログハウス。似合いますね。
今日は大工さんがお休みなので、デッキの苔掃除です。
しなくっちゃしなくっちゃと思いつつ今日になってしまいました。
こんな日に限って寒い!
7年間の放置の末・・・・。北向き、河川が近いなどなど苔が生してます。
まずは高圧洗浄機で一気にダー!
この勢いが以外に難しいんです。強すぎると塗装も剥がしてしまい、
弱すぎると苔が取れないし。。。と言うことでやっぱりほうき束子で擦ります。
乾いてみるとやはり多少塗装が剥がれていました。
Aさんゴメンなさい。一緒にDIY塗装やりましよう!
続いて室内のサンダー掛け。
7年間の日焼けと汚れを落としていきます。
今日は電気屋さんも仕込中なので半分で終了。
来週仕上げます。
スケッチブログ
セルフビルドについてお問い合わせがございましたので簡単にご説明いたします。
「セルフビルド」とはログハウス業界で使われる言葉で「自分でログハウスを建てる」ことです。
ログハウスって素人でも建てれるの?と言うご質問には「YES」です。
ただし、当然ながら簡単なわけではありません。
簡単だったら大工さんは不要ですよね。
また、建築には基礎工事→建前(組上げ)→小屋組→屋根工事→設備・電気工事、建具工事
→内部大工工→塗装・板金工事→外部給排水工事→内装工事→美装工事、、、、
などなど考えただけでもかなりの工程があります。
「セルフビルド」は大工工事を自分でやることです。
では、基礎屋その他の工事は?
自分自身が土木知識、経験者であれば構いませんが、素人であればNGです。
基礎の型枠、コンクリート打ちを間違えたらその時点で終了です。
また、電気工事などは資格が無ければできません。
こちらはSketchで実際に建てられたH様。
H様は実は自宅のログハウスもセルフビルドで建てられました。
基礎はプロにお任せ。基礎パッキンから施工されました。
もちろん土台の据付も自分で。
ログのアンカーの穴空けも自分で。
2件目なのでカケヤの打ち方も手馴れたものです。
H様がセルフビルドできた要因として、まず手伝ってくれる仲間がいたこと。
常に誰かが手伝いに来られていました。特に屋根仕舞いまではできるだけ早く行わないと
内部に雨が入り込むとやっかいです。
それから道具を持っていること。丸ノコ、インパクト、脚立は最低必用です。
もちろん作業台や手ノコ、カンナ、差し金なども必需品です。
つまり手間も時間もお金もかかります。
そして何より経験です。H様も何度も現場に来られました。
組上げはもちろん施工中も何度も何度も来られました。
あとは熱意と勇気と努力かな?
もちろんサポートはしっかりさせて頂きます。
収まり方などは幾通りもある場合がございますので、自分にあった施工をお選びください。
ただただコストを抑えようと思ってセルフビルドを検討するのはお勧めしません。
やってみたいと言う強し意志がある方のみ全力でサポート致します。
「家を自分で建てる」なんて出来たら素敵ですよね。
国産材の加工でお世話になっています、熊本県の㈱佐藤林業さんから
新しい加工の国産材の杉と桧のサンプルが届きました!
50センチほどのサンプルですが結構重量があります。
開梱前のドキドキ。
少し開けただけで杉と桧の香りがふわっ~としました。
やっぱり「木の香り」っていいですね~。
展示場を持たない主義のSketchではとても助かります。
左が桧、右が杉です。
個人的には「杉派」ですが皆さんはどちらがお好みですか?
㈱佐藤林業さんのHPはこちらです。↓
http://www.satouforestry.co.jp/
熊本地震の震源地にほど近い会社ですが、震災の影響もほとんど無く
近隣で建てられた貴社の材で作られたログハウスは全て無事でした。
すごいぞログハウス!すごいぞ佐藤林業の国産材!
あ~熊本行きたい!
只今事務所は「木の香り」が充満しております!
「森林浴」を体験したい方はどうぞ!
ここ最近ポストアンドビームについてお問い合わせが増えて来ているので簡単にご説明します。
我々ログハウス業界ではP&B(Post=柱とBeam=梁=通称ピービーと言ってます)と呼ばれていますが、
構造としては在来工法です。
太い丸太の皮を剥き丸太のまま使用する、あるいは角材に加工して使用します。
(「ティンバー」については少しややこしくなるのでここでは省略させて頂きます。)
P&Bが一般の在来工法と明らかに異なるのは、柱の中に壁を収める「真壁」が特徴です。
現在の一般住宅が柱が壁に収まる「大壁」に対して見た目にも特徴的です。
ここから皮を剥き「刻み」加工を行います。
この加工にはチェンソーが使用でき、尚且つホゾや蟻と呼ばれる熟練の知識と技が求められます。また広い加工場も必要です。
これらは二階の梁です。
これは棟木を支える柱と頬杖です。デザインも考慮しての加工です。
そして一旦仮組みを行います。ここまでは組方が違いますが丸太(ハンドカット)ログも同様です。
マシンカットログハウスは工場で機械加工され、仮組みは行いません。
それらをばらして現場に輸送して組上げ(建前)ます。
そして完成したのがこちらです。
内部はこちら。
迫力の階段。
設備も手造りでないと負けちゃいますね。
今回ご紹介したのは千葉県の「WILD LIFE」さんに提供して頂きました。
こちらの代表兼ビルダーの宇津さんです。今ではすっかり少なくなったビルダー、それも若手ビルダーです。
ナイスガイです。彼も元々バレーボールプレイヤーです。(私と違って長身ですが。。。)
↓WILD LIFEさんHP
http://www.wildlife-log.com/
こちらは3年前に県北で建てられた「オカダエンタープライズ」さんの物件です。
資材の応援と建前の応援をさせて頂きました。
材は米松(ダグラスファー)の角材です。
私と対比できるのでその太さが判りますよね。
ログハウスが井桁に材を組上げる「丸太組構法」に対して、P&Bは同じように太い材を使用しますが
構造が全く異なります。
「どちらがいいか?」はヤボな質問です。。。。(冗談です)
詳しく聞きたい方は個別にお応えいたします。
いよいよ小さなフレンチレストラン工事開始です。
建築当初から計画はあったため新築時の残材で使用出来そうな物を置いていました。
まずはその片付けから。
結構な量でした。
さてどれをどこに使用するか????
全てを撤去すると以外に広い空間です。
まずは厨房の詳細図とにらめっこ。かなりシビアな寸法なので
太田大工さんと入念に打ち合わせ。
床板は仮組なので番号を振って一旦外します。
以前の組上図を元に電気穴の確認もしました。
明日は全業者さんと打ち合わせです。
倉敷市のOB様からドアノブが外れたとご連絡がありメンテナンスに伺いました。
ビックリされたかと思いきやかなり冷静な奥様。
ラインで写真を送って頂いたので助かりました。
↓送られた写真
ドアノブはかなりデリケートな商品で、ドア厚、バックセットの寸法(ドア先端からノブ中心までの寸法)
などによって掘り込みが決まり代用品が付かないケースがあります。
このドアの場合、ノブが壊れた場合は基本的には同じものでなければなりません。
が、、、、奥さんの送って頂いた写真と説明が的確だったので
こちらの道具だけで直ります。
送って頂いた写真の本体の軸に小さなネジが見えますね。
こちらを一旦締めてノブを差込、六角レンチでネジを緩めてノブまで戻せばOK。
ご自宅にも六角レンチはあるそうなので、次回からはやってみますと。
お礼にキウイをいっぱい頂いちゃいました。
ありがとうございました!
倉敷市のA様邸。
建築は2011年、当初から自宅でフレンチのお店をご計画でした。
A様はもともとフレンチのシェフ。いつかは自分のお店を持ちたい・・・・。
そんな夢がいよいよ始動します。
川岸の樹木は桜です。
お庭も、とても素敵な仕上がりましたね。
来春は桜の時期が楽しみです。
フレンチ料理の教室もあるかも?
日本ログハウス協会から「Loghouse news」が送られてきました。
<以下抜粋>
昨年末より日本ログハウス協会は社団法人「木を活かす建築推進協議会」で委員を務める足利工業大学
の齊藤宏昭教授の指導の下、栃木県にある同大学キャンパス内に6畳大の住宅を想定したログハウス
の小屋を建て、ログハウス大径材による断熱・蓄熱特性に対する検証実験を開始しています。
これは2020年にすべての建築で省エネルギー基準への適合が義務づけられるなど、今後ますます建物の
断熱性を数値で評価することが求められていくなか、大径材で建てられたログハウスの断熱性や蓄熱性
室温の安定性を調査する実験である。今回の特筆すべき点は、机上では無く実験での検証というところです。
(これまたPDFなので写真を撮ってのアップなので見えずらくてスミマセン)
2020年まであとわずかです。地域が温暖な瀬戸内圏内はあまり影響がありませんが、
とは言えログハウス協会全体にとっては死活問題です。また、この実験が
ログハウスだけでは無く今後の木材市場にもとても大きく影響するので
是非、国の指標を覆す結果に期待します。
日本ログハウス協会HPはこちら↓
http://www.loghouse.jpn.com/
先日仲間たちと新庄村のゆりかごの小路に行ってきました。
ここは「森林セラピー」で有名なところです。
当日は快晴の秋日和でした。
ガイドの方に森を案内して頂きながらの2時間コースです。
(質問攻めで結局3時間になってしまいました。ガイドのHさんスミマセンでした。)
入口を入るとたちまち「森」です。針葉樹と広葉樹が共存する森です。
風に揺られる木々の枝葉の音、名前も知らない虫や鳥の鳴き声、小川のせせらぎの音、、、、
自然に吸い込まれます。
この辺りは100年前までは「たたら」が盛んな地域だったそうです。
写真の石崖もその痕跡です。まるで「もののけ姫」ですね。
たたらから出た鉄。古木と苔と古鉄達。
そして数百年いや数千年かけれそれぞれの場所で行き抜いた木々。
そんな森の中のハンモック。まさに胎児です。
一日中揺られてみたい。。。
自然が造ったアートもいっぱい。
花屋さんでは見られない野花もいっぱい。
紅葉真っ盛り。思わず「ヤッホー」。山と空からも「ヤッホー」の返事が。
自然の優しさをいっぱい頂いた一日でした。
「スケッチ外遊俱楽部」では時々こんなゆる~いツアーもやってます。
お気軽にご参加下さい。
11月3日。大安。
本日、店舗新築の地鎮祭を行いました。
早朝7時、まだ朝日が昇ったばかりで、とても気持ちのいい朝です。
今回の建物は1階が鉄骨、2階が木造在来工法の混構造の新築です。
本格的な工事は12月からスタートです。
随時アップしますヨ。