現場レポート
ご紹介物件。
築25年の木造住宅。
新築後メーカー倒産によりメンテナンスは全くされていませんでした。
確認申請書類より、鋼管杭による地盤補強と基礎はベタ基礎でした。
屋根はカラーベストで、もちろんアスベスト含有です。
外壁は二階の窓開口が全て亀裂がありました。
ところが、、、、
外部の排水桝が全て傾いていました。
特に勝手口は土間ポーチが基礎から離れて、下屋根の雨水の竪樋が外れていました。
おそらく建物外周は50~100ミリ程度沈下しています。
取り急ぎ雨水竪樋は補修させて頂きました。
後日、開盛(配管業者)さんに見てもらいましたが、
桝の高さを何度か継いだ痕跡があり、それらも沈下で外れていました。
中には隣敷地の樹木の根が迫って来ていました。
まずはしっかり現状確認。
そして現状報告させて頂きます。
ご紹介物件です。
築23年の他社ログハウスメーカーの物件です。
今回ご紹介で屋根の葺き替え工事を賜りました。
2006年よりアスベスト含有のカラーベスト製造禁止以前のカラーベストは
全て石綿(アスベスト)が含まれています。
そして2023年10月より、80㎡以上もしくは100万円以上の解体および改修工事は
事前に「建築物石綿含有建材調査者講習修了証」資格者が事前に調査および報告が義務化されました。
小生も先日ギリギリ取得しました。
合わせてデッキ階段改修や板金工事もご依頼頂きました。
年明けより着手します。
スケッチは他社で建てられたログハウスや木造住宅の改修や補修もお受けしております。
特に2006年以前に建てられた住宅には色々な部位にアスベストが含まれていますので
ご注意下さい。
先日スケッチでログハウスを建てられたお客様の、ご実家の木造住宅の
ユニットバスの交換工事と玄関ドアのメンテナンス工事をさせて頂きました。
築20年強の木造在来工法の住宅です。
ユニットバスも比較的傷みも無く、綺麗に使われていました。
この度も新築時と同じメーカーのクリナップのユニットバスを選ばれました。
壁のクロス工事と床のクッションフロア工事は来週行います。
玄関ドアは木製の防火ドアです。
流石に20年放置すると色褪せと汚れでこんな様子でした。
ケレン(磨き)をしっかり行い、ログでもよく使用する木材専用塗料で
3回塗装すると、新築時に蘇りました。
丁番の調整も行い、開閉もスムースになり、大変喜んで頂きました。
先日工事をさせて頂いたK様から、庭木の水やりに雨水タンクを付けたいとの
ご要望があり、岡山市の補助金を活用して先日、雨水タンクを取り付けました。
岡山市では雨水タンク本体に対して2/3(上限3万)まで補助金が出ます。
詳しくは岡山市HP↓
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000002949.html
各地域で助成金は異なると思いますが、利用するとお得です。
平坦な環境なら実質15,000円程度で取付まで可能です。
地球にやさしいエコ活動にもなりますね。
現在、岡山県のほぼ中央、吉備中央町にて築30年のハンドカットログハウス(丸太ログ)を
購入した若いご家族が再塗装に奮闘しています。
3年前に岡山に移住し、当初はログハウスの新築計画を考えていました。
ところが、今年になってから借家近くの築30年のハンドカットログハウスが売りに出たのです。
一番にご相談頂き、直ぐにご一緒に見に行きました。
前オーナー様の手入れが良く、状態が大変良かったので購入をお勧めしました。
夏になり内部床増築、足場設置、破風板金、樋取付等を弊社で行い
9月よりご主人の長期お休みにタイミングを合わせて外部のケレン(磨き)からスタートしました。
まずはケレンの仕方をレクチャー。
完全防備です!
今回のお休み期間に足場が無いと出来ない二階(ロフト)部分の妻壁とドーマをケレン後4回塗装を
目標としました。
羽目板はシッケンズHLSe2回+フィルターセブンを2回=合計4回塗りです。
窓幕板はコンゾランを2回塗りとしました。
奥様はお引越しの準備で大変お忙しい中でしたが、毎日内部の床や手摺を塗られました。
内部はリボスの自然塗料を2回(部分的に3~4回)
時には外部塗装の応援も参加されました。
ドーマの足場の悪い中も頑張ったご主人。
とにかく「楽しむ」のが大事です。
最高の笑顔です。
DIYの大事な所は、ご夫婦共にDIYが好きであり、楽しいと思える事です。
どちらか一方のみの一人よがりはストレスが溜まります。
ご予算の関係も見逃せませんが、まずは楽しむことです。
コストを抑える方法は全てお教えします。
↓こちらは内部の様子です。
築30年には見えませんよね。
これがログハウスの醍醐味です。無垢の木=本物の自然だからこそ時が経てば経つほどに味わいが
出てくるのです。
暑い夏から始まったDIY。
すっかり秋になりました。
今月末から1Fの丸太磨きが再スタートします。
まだ全容が見えませんが乞うご期待下さい!
スケッチは本気でログハウスを建てたい方、再生したい方を全力でサポート致します。
約1か月半の工事が終わりました。
築20年の他社メーカーのマシンカットログハウスでした。
10年前に屋根、外壁を弊社で再塗装させて頂き、今回屋根の葺き替えと外壁の再塗装を
させて頂きました。
施工前は屋根のカラーベストも汚れが酷く、外壁も塗装の劣化が進んでいました。
さらには。
1.雨漏り
2.二階室内屋根と一回間仕切り(塗り壁)に結露
3.煙突コーキング剥離
4.1Fベランダ階段腐れ
があり補修が必要でした。
再塗装前の各部の様子。
勝手口
ログ小口
窓周り
屋根ドーマ
お盆からの工事で、暑い中塗装、屋根板金、大工工事と職人さんが頑張ってくれたお陰で
本日無事終わりました。
勝手口も小口も綺麗になりました。
窓周りの幕板はアクセントでグリーンを塗りました。
軒裏もピカピカです。
屋根の板金も、ドーマの収まりも綺麗になりました。
期間中毎日職人さんに差し入れを頂き、我々もとても楽しくお仕事させて頂き感謝致します。
仕上がりに大変ご満足頂き、我々も安心致しました。
これからもログハウスライフをお楽しみ下さい。
倉敷市広江の「Tea Room aura」 さんへ2年目メンテナンスに伺いました。
開店前に伺いました。
まずは外観をゆっくりチェックさせて頂きました。
西面は昨年再塗装されたそうです。
とても丁寧にお掃除やメンテナンスをされているのがよくわかります。
なんだかログが喜んでいるように感じました。
セトリングは1mm程度で、かなり落ち着いた様子です。
庭のバーゴラもとてもいい雰囲気を醸し出していました。
薪ストーブもあと数ヶ月で稼働ですね。
作業が終わり、季節のプレートを頂きました。
この時期のピオーネのアイスティーも頂きました。
Tea Room aura さんは
倉敷市広江 1-15-44
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92712-8043+%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E5%80%89%E6%95%B7%E5%B8%82%E5%BA%83%E6%B1%9F%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91%EF%BC%95%E2%88%92%EF%BC%94%EF%BC%94/@34.5215955,133.7728055,17z/data=!3m1!4b1!4m6!3m5!1s0x35515868bdc0bced:0xa7c16d303c85212a!8m2!3d34.5215955!4d133.7753804!16s%2Fg%2F11v5vfsnt1?entry=ttu
火曜日、水曜日が定休日です。
美作市のA様邸ログハウスの1年目定期メンテナンスに伺いました。
県北とはいえ日差しが痛いです。。。
まずは外部のノッチのボルト締めから。
A様邸は予想通りの下がり方でした。
日射時間が長い西、東、南(A様邸は南に大きな倉庫があります)、北の順でセトリング(ボルトの下がり)
が小さくなっていました。
続いて、デッキ柱のジャッキボルトの調整です。
ログが下がった分、柱のジャッキも水平器を見ながら下げていきます。
これがなかなか力仕事です。
おっと、こんな所でアマガエル君が休憩中でした。
次に室内の床下です。
山際の建築だったので床下換気扇を2ヶ所ご提案していてよかったです。
配管モレも無く、カビもありませんでした。
すでに今シーズンの薪も確保されて、しっかり自然乾燥されていました。
今シーズンが楽しみですね。
岡山市内K様邸の下駄箱造作とロフト増設工事完了。
まずは下足箱。
あらかじめ弊社倉庫で刻んでいた集成材を現場で微調整。
壁が直角では無いため現場で定規を当ててぴったりハマるように調整しました。
写真がありませんが既存の踏み台の撤去が一番苦戦したかも。。。
こちらが完成写真です。
引き続き一階の吹き抜けのあるお部屋のロフト増設工事。
こちらがクローゼットの上部。
そして吹き抜け部
クローゼット上部に床板を張っていき、
その高さから計算して大引きを設置。
そして大引きの上に天井板を張り、その上に床板を張って高さを揃えました。
そして両ロフトに手摺を付けました。
あらかじめ弊社倉庫で梯子を造りました。
梯子を設置して、床掃除をして完了!
使用した木材は梯子はできるだけ重量を軽くしたかったので杉材を、
その他は全て岡山県産材の桧(美作桧)を使用しました。
大変お待たせ致しました。
#美作桧
#岡山県産材使用
#下駄箱造作
#ロフト増築
先日ご相談頂いた岡山市内の保育園。
現在軒下にポリカ屋根がありますが、これから夏場に向けて屋外は非常に暑いため
この場所で園児が遊ぶことが多くなるそうです。
直射日光はポリカ屋根でいくらか遮られますが、ポリカを通り抜ける光と熱が
これから厳しくなるため、限られたご予算の中で考えた結果、通常窓で使用する
遮熱遮光ロールカーテンを斜めに取り付ける事にしました。
こちらが施工前の軒下の様子。
カーテン屋さんがコンクリートの軒にロールカーテンを取り付けます。
引っ張ったカーテンを留める金物の下地を大工さんが木材で造作して、
そこに再びカーテン屋さんが留め金物を取り付ける。
この作業を繰り返し、約8mの間隔をロールカーテン4つ取り付けました。
さてさて効果のほどは。。。
兵庫県T様邸のコラボメンテナンス&塗装が本日終了しました。
築20年強のフィンランドパインのログハウス。オーナーもT様で3人目でした。
最初にお邪魔した時の写真です。
少なくとも10年ほどメンテナンスはされて無い様子。
玄関のデッキも一部腐ったままの状態でした。
若いお施主様。
ログハウスの事は何も知らない。
そこで出来るだけお安くご対応するためにメンテナンスと塗装のDIYをお勧めしました。
と言っても全くログハウスの事をご存知無いため、土日のお休みを利用して一緒に
作業する事(OJT)で、知識と技術をやりながら覚えて頂く事にしました。
そして本日最終日。
最後の仕上げ部分を塗って頂きました。
最初の頃に比べると手際よく大変上達されました。
とても綺麗に仕上がりました。
東側デッキにはポリカ下屋根を付けたのでこれでメンテナンスが楽になりましたね。
もうログハウスのメンテナンス知識は十分です。
ここで間違った解釈をして頂きたく無いのは、スケッチは決してメンテナンスをDIYしなさいとか
プロの職人さんを見下しているわけでは決してありません。
ログハウスに住む限りメンテナンスは必須です。
また建てたメーカーや施工会社が永久に存続するわけではありません。
その場合に知識としてメンテナンスの必要箇所や方法知識があれば
自分でDIYも可能ですし、プロに依頼する場合も説明が容易です。
だからまずはDIYをお勧めします。
またT様のようにサラリーマンの方は原則、土日のみのお休みのため
平日は我々が作業をして土日にご一緒に作業する新しい取り組みをご提案しています。
もちろん趣旨にご理解頂いた方のみご対応させて頂きます。
今回のご提案と作業結果に大変ご満足頂き、われわれも安心しました。
約1.5ヶ月に渡り作業が続き何かとご不自由お掛けしましたが
とても充実した期間でした。
ありがとうございました。
築15年の倉敷市のI様。
新築当時に取り付けた電気温水器の調子が悪くなり買い替えをご検討中でした。
そこで現在「国」が謳っている「住宅省エネ2023キャンペーン」の3本柱のうち
「給湯省エネ事業」の補助金の活用をお勧めしました。
今回補助金対象のエコキュートを購入されたので5万円の補助金対象になります。
Skecthは住宅省エネ事業者登録業者です。
但し「公表」していません。
なぜなら補助金は予算枠があるため予算達成次第打ち切りになるので、絶対のお約束が
出来ないので一般公表は控えさせて頂いています。
(*補助金達成率は毎日住宅省エネのHPに公表されています)
工事前の様子
これでオール電化申請と共に電気代がかなりお安くなります。
お得なお話でした。。。
昨年末にご相談頂いた、赤磐市の旧家の汲み取り便槽から浄化槽切替工事および
それに伴う全配管工事とトイレ改装工事が本日終了しました。
こちらが浄化槽埋設前の設置予定場所
深さ約1.8m。ここに浄化槽を埋設しました。
その後上部をコンクリートで固め。
廻りを真砂土で整地しました。
そして浄化槽までの全ての配管を新たに埋設しました。
旧家なので母屋、納屋と総距離はかなりの長さでした。
そして埋設後のコンクリート補修。
彼らの労力が無ければ決して出来ない作業です。
職人の皆さん、お疲れ様でした。
室内のトイレ室もリフォームしました。
以前は汲み取り式便器でした。
お清めをして、床から補強工事をして新たな水洗式に変身です。
洗面化粧台も一新しました。
約1.5ヶ月の工期でしたが、無事完了しました。
お施主様ご協力頂き感謝いたします。
築15年の他社メーカーログハウスのお住いのお客様から掃出し窓のガラスを
子供さんが誤って割ってしまい補修のご相談を頂きました。
調べたところアメリカ製の木製窓で現在日本に代理店が1社しかなくその会社に連絡したところ
とても熱心に対応頂きましたが、納期が大変時間がかかる事に加え見積金額に驚愕!!!!
と言うことで国産性の複合サッシへの交換をお勧めし快諾頂きました。
まずは古い木製掃出し窓の撤去から。
木製なので重量が半端なくお・も・た・い!
そして新たなサッシ枠を取り付け。
障子とガラスをはめ込んで、
お・わ・り
今回国の補助金「先進的窓リノベ事業」を活用しました。
先進的窓リノベ事業とは?↓
https://window-renovation.env.go.jp/
注意:補助金は予算があります。予算達成になり次第打ち切りの為ご注意下さい。