某メーカーのWディバイス(諸事情による表現(笑))のメンテナンスおよび木部再塗装完了しました。
約1年前にご相談頂き、今回は2Fデッキ手摺のぐらつき、正面板の補修および再塗装を
させて頂きました。
正面の木部は2Fベランダ下の雨や直射日光に当たらない部分以外はかなり木部の傷みが
進行していて、継手はほぼ全部「実」が外れていました。
玄関ドアは庇があるため新築当時の塗装色が残っていましたが、色合わせの為塗装します。
正面木部の劣化がかなり進んでいたため、木部は全て一旦ケレン磨きで旧被膜を磨き落としました。
仕上げ塗装メーカー指定の下地用塗料で塗装して外壁は2回(部分的に3回)塗装しました。
サッシ廻りのコーキングは全て撤去して打ち直しました。
デッキも同じく2回塗装しました。
最終仕上げのこの日は日中32℃。まだ5月なのに、真夏日でした。
玄関も綺麗になりました。
デッキ階段も綺麗になりました。
外壁も。
現場レポート
約1年前にご依頼頂いた某ログメーカーの在来工法の家です。
今回は正面の木部壁のみの再塗装のご依頼でした。
正面の板は二階ベランダ下以外、紫外線にやられて木が痩せて実(サネ)が大きく見えたり
継手は至る所で実が外れていました。
この場合高圧洗浄機で洗うと水が中に入るため、全て雑巾で拭きました。
網戸も外してお掃除しました。
窓周りのコーキング(シリコンでした。。。悲)は既に切れていたので、
コンシールで全箇所四方コーキングしました。
やっぱり庇は重要だと思います。
翌日より塗装職人さんによる下地調整スタートです。
まずはケレン作業。古い塗装の塗膜を剥がします。
窓枠、デッキ柱、手摺、床すべてケレンしました。
これで下地調整完了です。
お天気になり次第、まずは下地塗装から再開です。
築17年の他社ログハウスお客様。
お子様が誤って掃出し窓のガラスを割ってしまいスケッチにご相談頂きました。
早速伺い確認したところ、海外製品の木製掃出し窓でした。
調べたところ国内で扱っている会社は1社だけでした。
とても親切に対応頂きましたが、国内に在庫は無くコロナや円安の影響で
建築当時の金額の倍以上の仕入れ値でした。
そこで国内メーカーのサッシをご提案させて頂きました。
また、現在「住宅省エネキャンペーン2023」の「先進的窓リノベ事業」の対象
商品を選べばハイスペックなサッシがとてもお安く入手出来ます。
(※注意 補助金には予算があります。予算達成次第終了となります)
早速ご説明してご注文頂きました。
来月の工事の予定です。
兵庫県某所。
築20年の中古ログを購入した若いお客様。
先日腐ったデッキ部分を撤去して新たに土台、手摺、下屋根骨組みを施工しました。
再塗装DIYの足場を組む為、屋根材は後工事になります。
手摺のポイントは根元のコーキング。
これでかなりメンテナンスが楽になります。
蘇りました。
そして壁の雑巾掛け。
木材が劣化していない部分は高圧洗浄機で軽く洗い、あとは雑巾掛けです。
ひたすら拭く。
そうすれば綺麗になります。ケレンの必要がありません。
次に劣化したログ壁のケレン(古い塗膜の磨き落し)作業です。
劣化の状態によりサンドペーパーを変えて磨きます。概ね#60で磨き落としました。
拭き取りや磨きが終わった後にノッチと建具に高圧洗浄機で水を掛けて室内に
水の侵入が無いかテストしました。
北面のノッチからわずかに水の進入がありましたが、建具からは全くありませんでした。
かなり優秀です。
その他に、
木製サッシの網戸の洗浄をお教えしました。
また玄関土間が無い(当時の輸入ログにありがち)ため、床板にケイカル板を張って
スケッチ倉庫にあったタイルを張りました。(タイル代は無償)
そしていよいよDIY塗装スタート。
まずは最低限必要な道具のご説明。
まずは新設したデッキ手摺から。
GWに外壁DIY塗装にチャレンジされます。
もちろんお手伝いしますヨ。
古民家のトイレ改修工事です。
以前は小便器部屋と大便器部屋(いずれも汲み取り)が隣り合わせでしたが、
浄化槽設置に伴い水洗トイレ一部屋に改装します。
以前はどちらも腰壁までタイル、上が聚楽壁でした。
出来るだけゴミを出さない作業をご提案して今回腰壁のタイル壁と床のみ
撤去しました。
まずは床の骨組み工事。
断熱材を入れて床下地を張ります。
次に聚楽壁に寸三柱を取り付けます。
そしてその柱に石膏ボードを張っていきます。
後日クロス屋さんにクロスを張ってもらいました。
まずは下地調整。ビス穴や目地にパテを施工。
壁にクロス。床にクッションフロアを張り完了。
その他に気になった、続き間のガラス障子の建付けが悪かったので建具枠を
鉋で削って調整しました。
今は納戸となった部屋の床鳴りが気になったので、床の一部を丸ノコで切って
補強材を施工。
床鳴りも解消しました。
赤磐市の農家の古家の配管工事を行っています。
築100年?位の山の中腹の集落にある住宅です。
今回これまでの汲み取り便槽から浄化槽に変えられるため、雨水以外の
全ての排水配管を浄化槽に繋ぐための工事を行っています。
限られた空間の中で行う工事のため、かなり大変な作業です。
今回敷地も家も大きいため、配管の長さもかなりあります。
またお天気との戦いです。
浄化槽変更に伴い、トイレも変わります。
今回洗面化粧台も変えられました。
こちらが解体によりでた産業廃棄物です。
2トン車がいっぱいです。
解体したトイレ室の床に先行配管を立ち上げます。
また工事中、掘っていくと岩や岩盤が出てくることもあります。
そうなると大変です。
今回も比較的大きな目の細かい石が出てきました。
その場合は専用の工具で砕きます。
また現状の生活状況をできるだけ変えない様に、既存の棚とかを一時的に
移動させて頂きますが、原則復旧します。
こちらは長年使用されていた食器棚。
浄化槽埋設は住宅の場合、ほとんどの自治体が補助金が出ます。
もちろん補助金汚申請もこちらで行います。
井原市O様邸のログハウス増改築工事完了しました。
最も難しい屋根板金工事。
なぜ難しいかと言うと、軒裏の差し込み部分に体が入らない!
約20センチ弱しか隙間がありません。
でも事前に確認して手がかろうじて届くので出来ると板金業者さんが快諾して下さいました。
こちらは施工翌日の雨の後の様子です。
しっかり樋に雨が流れていました。
こちらは土台の板金。
基礎工事をする際にパネル分土台板金を切り落としました。
こちらは補修前
そしてこちらが補修後。
完璧です。
排水桝の高さも揃えました。
これで全ての増改築工事完了です。
よく、ログハウスも増築できますかと言うご質問を頂きますが、
築後セトリングが落ち着けば、ハンドカットで8年位、マシンカットで5年位経てば
増築は可能です。
もちろん他社のログハウスでもご対応致します。
その際は是非、建築時の図面をご提供下さい。
これが無いとかなり難しいです。
図面はしっかり保管しておきましょう!
O様邸の敷地では端午の節句を祝う鯉のぼりがはためいていました。。。
O様ご家族の皆様、工事期間中ご協力頂き本当にありがとうございました!
今日からお隣兵庫県のログハウスメンテナンス工事スタートです。
築約20年の他社ログメーカーの平屋ログです。
オーナーが二人変わり、今回ご購入のお客様からのご相談でした。
購入後地元のリフォーム会社に腐ったデッキ部分のやり替え工事をやって
もらったが、その他のデッキ部分の土台が腐っているのでは?と心配になり
スケッチにご相談頂き調査に伺いました。
なんと!腐った土台の上に新設デッキを施工。しかも横板をビスで打っただけ。。。
今回腐った部分を撤去して、新たに下屋根を施工します。
まずは撤去からスタートです。
赤丸部分の土台とログ手摺が腐っていました。
奥のノッチ部分もしたから数段腐っていてので腐った部分のみ撤去します。
こちらの土台も水が回ってましたので撤去しました。
デッキ手摺は横板をビスで留めただけ。。。残念な仕上がりなので
手摺子を付け替えます。(サービスです)
これよりボチボチ入り作業進めます。
中古のログハウスを購入するお客様や不動産会社の方は、購入前もしくは販売前に
ご相談頂くと的確な補修をご提案させて頂きます。
4月1日からログハウス増改築二期目工事スタートです。
まずは既存のトイレ間仕切り壁の撤去です。
ログを知り尽くした大工さんなので早い早い。
電気屋さんとも連携して、ブレーカーを落とさずに作業しています。
当然一日で終わる事が出来ないため、出来るだけお施主様のご負担を軽減できるよう
作業が終わっても通常の生活が出来るよう作業しています。
これにはお施主様のご協力も必要です。
続いて間柱を起こしていきます。
次に断熱材の施工。
今回の断熱材の施工は「断熱」では無く「防音」の為です。
階段廻りはかなり難しい作業でした。
その他にも二階のロフト部分の収納扉の造作。
玄関ポーチの階段の一段目が腐ってきていたので、在庫であった桧の間柱で対応。
丁度屋根のない一段目が腐っていました。
サービスです。
以前は洗面室の入口にあった開き戸を新設の壁の扉に利用し、
以前のトイレの引戸を、上記の洗面室の入口のドアに取り付けました。
だから材料費は0円です。
増築部分の屋根板金工事は週明けに行います。
6年前に建てられたお客様のログハウスの増改築工事が本格的始まりました。
まずは一期目工事(増築部分)がミモザが満開な3月下旬からスタートしました。
この時期は天気が不安定で、天気予報と相談しながらの工事でした。
まずは作業場所を確保するためにも、下屋根工事からスタートしました。
並行して増築部分の工事もスタート。
増築部分は在来工法です。
在来もログも床下は同じ。土台を廻して、断熱材を入れていきます。
柱を建て、母屋、桁を設置。その後間柱や窓のまぐさを入れていきます。
その後壁の下地板を張って、透湿防水シートを張り、仕上げ材を施工します。
仕上げはログの妻壁と同じパイン羽目板を施工。
限られた間口の中で出来るだけ空間を広く取りたかったのでサッシ窓もギリギリです。
屋根のルーフィングを張って、あとは板金屋さんの出番を待つばかり。
次に内部の工事です。
まずは開口したログの小口のサンダー掛け。
密室でのサンダー掛けは結構辛い作業です。
その後内部の断熱材を施工して、壁と床の仕上げ材を張っていきます。
その間外のポリカ屋根の施工にて一期目工事完了です。
ここまで、雨に少し悩まされましたが、お施主様のご協力により大変順調に作業が進みました。
そして二期目工事(内部壁撤去と新設壁施工ほか)
兵庫県のお客様から中古ログを購入したのでメンテナンスのご相談が有り伺いました。
既にデッキの一部を地元工務店さんが改修(中)でした。
が、残りのデッキ及び玄関ポーチの土台や手摺ログも既に腐っていて
かなり危険な状態でした。
改修中のデッキも問題ありあり。。。。
こちらも手直しさせて頂きます。
中古ログを購入予定の方は、ログハウスの建築をされている会社に
<購入前に>相談しましょう!
スケッチでは他社で建てられたログハウスのメンテナンス(工事も含む)も
対応させて頂きます。
但し小さな会社なので緊急対応は出来かねます。
また50km以上のご遠方の方は別途交通費(高速代+燃料費)を頂戴致します。
調査費は無料です。
世羅町のS様邸に1年目点検に行ってきました。
もう一年なんですね。早いですね。
昨年のお引渡しの頃は雪景色でしたが、今年は雪も無く穏やかね天気でした。
まずは外部のノッチのボルト締め。
1~2mm程度のセトリングでした。かなり少ないですね。
続いて床下点検。
まずは水回りを確認。
もちろん水漏れ無し。
床下もカビも無く、虫も居ませんでした。
鋼製束に少し錆が見られましたが、特に問題はありません。
続いて造作引戸のセトリング調整です。
こちらは全てセトリングでブレ留めがギリギリだったので全て調整しました。
お土産にお野菜をいっぱ頂きました!
こちらの現場でお昼によく食べた「おがわうどん」のカレーうどん。
辛さが絶妙でとってもおいしです。
久しぶりに頂きましたがやっぱりおいしかったです。
あれ?食レポになっちゃった。
本日、源照寺様ミニログハウスが完成しお引渡し致しました。
イベントで集まった募金119500円(参加日19500円+源照寺募金10万)は後日
AMDAを通じてウクライナ支援に全額寄付させて頂きます。
今回このイベントの趣旨に共感頂き、ご協力頂きました源照寺様並びに住職の藤丸様に深く感謝致します。
世界の平和が不安定な中、何かログハウスを通じて力になれないかと考えた中での
DIYスクールでした。
今回色々な気付きもありました。
それらを参考にそして反省して次回のスクールに生かしていきたいと思います。
今回DIYスクールに参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
そして施主様である源照寺様(藤丸様)ありがとうございました。
岡山県総社市の築15年のログハウス(他社メーカー)のメンテナンス工事が完了しました。
ご相談頂いたのは実は数年前からでしたが様々な事情で正式にご契約頂いたのは今春でした。
主には外部(屋根、壁、デッキ)のメンテナンス、つまり再塗装でした。
その他にも玄関ドアや窓や室内ドア、扉の不具合や照明の交換などもございました。
こちらが再塗装前の写真です。
特に正面(南面)の傷みが激しく、建築時の塗料は剥がれ紫外線や雨による汚れ、カビで全体的に
黒くなっていました。
玄関部分はログ壁では無く、板壁だったので乾燥による反りや割れもありました。
デッキ手摺とログ梁は奇跡的に腐ってはいませんでしたが、かなり痛んでいました。
破風もかなり汚れていましたが腐りはありませんでした。
掃出し窓がセトリングによりボルトが枠を抑えて窓の開閉が難しくなっていたので
幕板を外して調整して、曲がってしまった網戸は新たに交換しました。
まずは高圧洗浄機で屋根、壁を洗浄しました。
よく乾いてから屋根を確認したら3か所割れを発見。
直ぐに交換しました。
また天窓下の鉛板金をよく見ると亀裂を多数発見。
取り合えず塗装後に最適な補修をするためブチルテープで応急処置。
そしてここからが劣化した壁との闘いです。
ケレン(磨き落し)作業に約10日間掛けて隅々まで磨き落としました。
この作業をどこまでやるかで、その後の仕上げ塗装の出来栄えに大きく影響します。
そして下地(シーラー)塗装です。
メーカーの計算では一斗缶と3.5kg缶1缶で足りる予定でしたが、流石に15年の経年は
そう言う分けにはは行きませんでした。結局一斗缶を2缶追加しました。(驚)
そこから仕上げの塗装ですが、これもまた下地と同じく計算通りにはいきませんでした。
部位部位によって判断が必要です。
傷みが激しかった手摺は5回塗りました。
また幕板を塗ったアイボリーはなかなか色が均等に出ず、場所によって3~4回塗りました。
そのあたりをメーカー担当者に現場に来て頂き、率直に問題点をお話しました。
続いて屋根。モニエル瓦の屋根ですが特に西面はコケが生えていて、洗浄だけでは落とせなかった
所はブラシで磨いていきました。
こちらもシーラーを塗り、2回仕上げ塗装(場所によって3回)しました。
天窓したの鉛板金の亀裂はFRP補修させて頂きました。
瓦の形状が凹凸が大きいため、同じ鉛板金を施工するとどうしても加工の際に
凸部分が薄くなるため、均一な厚みで覆えるFRPで施工しました。
最後に板金と樋工事。
破風部分を全て板金で覆いました。
玄関下屋根の樋が破損していたので交換しました。
西面の大屋根から下屋根の樋がセトリングで逆勾配になっていたため交換しました。
12月16日に足場を撤去しました。
ご相談からだと約1年。工事開始から約1か月半。
大変お待たせ致しましたが、蘇りました。
お施主様も大変ご満足頂き、嬉しく思います。
ありがとうございました。