スケッチブログ - 岡山のログハウス 株式会社スケッチ - Page 57

スケッチブログ

他社のログハウスメーカーで建てられた、築20年の歯科ログハウスの
エクステリア工事です。
実は半年前からご依頼頂いておりましたが、業務多忙に付き年末まで
待って頂いていました。
今日は2日目、昨日コンクリートカッターで切った部分にクラッシャー(砕石)を
入れて転圧機で転圧していきます。

機械の入らないところはこちらの道具で人力で叩いていきます。

そしてその上からワイヤーメッシュと呼ばれる鉄筋を敷いていきます。
デコボコやカーブの部分は専用の道具でカットしていきます。

こちらは階段部分を型枠大工さんが型枠を造っていきます。

こんな感じに仕上がります。

レールの天端にコンクリートが付かないようにテープを貼っておきます。

いよいよ明日コンクリートを打ちます。

先日ご見学頂いたお客様から建築のご相談を頂き、現地調査に行ってきました。
午後から少し時間があったので現地をまず確認。
事前に「調整区域」である事は情報として頂いていました。

「調整区域」の場合、原則家は建てれませんが条件が整えれば「開発許可申請」を申請して
許可が下りれば建築は可能です。(*条件については省略)
後日役所に「事前協議」に伺いますが、今日はまずはライフラインの確認に現地と役場へ。
現地を見る限り全面道路に水道管、下水管はありそうでした。
その裏付けを取るために役場の「水道課」と「下水道課」に確認へ。
概ね、それぞれ別棟になります。
こちらが水道課で入手した資料。間違いなく水道本館が全面道路に在ります。

下水道もありました。
これで物理上のライフラインは確保できます。
よかった。。。。

今日は給排水の設備屋さんと大工さんを交えて現場でお施主さんと打ち合わせ。
風も強く非常に外は寒いですが、中は暖房もありませんが寒くありません。
早朝から大工工事が始まっています。

厨房機器が決まり、それに付ける水栓の位置を確認しています。

かなりタイトな寸法でのやりとりなので、何パターンかを検討しています。

現状での収まりでは問題が生じるため、急遽壁の収め方を少し変更する事にしました。

これで前に進めます。
皆さんありがとうございました!

今日は井原市のO様の1年目メンテナンスでした。
もう1年経つんだな。本当についこの間のようです。

丁度スケッチ建てたログハウスを見てみたいというお客様がいらっしゃたので
二組のお客様をご案内させて頂きました。
展示場を持たない我々にとっては本当に助かります。

まずは大事なメンテナンス。まずは外部から。

東西南北のノッチを締めながら外壁や軒天の塗装の劣化や痛みが無いかチェック。
全く・・・・異常無し!
次は室内の床下チェック!

しっかり乾燥していて、以外に寒くないです。

漏水、カビ、白蟻などの被害が無いかチェック!
こちらも全く・・・・異常無し。
その間奥さんが室内の説明をして下さいました。
実際に住まれての感想など「生の声」を聞いて頂いたと思います。。。

室内は薪ストーブが種火状態でしたがシャツ1枚で過ごせるほど温かかったです。
コーヒーまで頂き、O様ありがとうございました!

寒い!!!!!です。

ランクルにログハウス。似合いますね。
今日は大工さんがお休みなので、デッキの苔掃除です。
しなくっちゃしなくっちゃと思いつつ今日になってしまいました。
こんな日に限って寒い!

7年間の放置の末・・・・。北向き、河川が近いなどなど苔が生してます。
まずは高圧洗浄機で一気にダー!

この勢いが以外に難しいんです。強すぎると塗装も剥がしてしまい、
弱すぎると苔が取れないし。。。と言うことでやっぱりほうき束子で擦ります。

乾いてみるとやはり多少塗装が剥がれていました。
Aさんゴメンなさい。一緒にDIY塗装やりましよう!
続いて室内のサンダー掛け。

7年間の日焼けと汚れを落としていきます。

今日は電気屋さんも仕込中なので半分で終了。

来週仕上げます。

セルフビルドについてお問い合わせがございましたので簡単にご説明いたします。
「セルフビルド」とはログハウス業界で使われる言葉で「自分でログハウスを建てる」ことです。
ログハウスって素人でも建てれるの?と言うご質問には「YES」です。
ただし、当然ながら簡単なわけではありません。
簡単だったら大工さんは不要ですよね。
また、建築には基礎工事→建前(組上げ)→小屋組→屋根工事→設備・電気工事、建具工事
→内部大工工→塗装・板金工事→外部給排水工事→内装工事→美装工事、、、、
などなど考えただけでもかなりの工程があります。
「セルフビルド」は大工工事を自分でやることです。
では、基礎屋その他の工事は?
自分自身が土木知識、経験者であれば構いませんが、素人であればNGです。
基礎の型枠、コンクリート打ちを間違えたらその時点で終了です。
また、電気工事などは資格が無ければできません。
こちらはSketchで実際に建てられたH様。
H様は実は自宅のログハウスもセルフビルドで建てられました。
基礎はプロにお任せ。基礎パッキンから施工されました。

もちろん土台の据付も自分で。

ログのアンカーの穴空けも自分で。

2件目なのでカケヤの打ち方も手馴れたものです。

H様がセルフビルドできた要因として、まず手伝ってくれる仲間がいたこと。

常に誰かが手伝いに来られていました。特に屋根仕舞いまではできるだけ早く行わないと
内部に雨が入り込むとやっかいです。

それから道具を持っていること。丸ノコ、インパクト、脚立は最低必用です。
もちろん作業台や手ノコ、カンナ、差し金なども必需品です。


つまり手間も時間もお金もかかります。
そして何より経験です。H様も何度も現場に来られました。
組上げはもちろん施工中も何度も何度も来られました。
あとは熱意と勇気と努力かな?

もちろんサポートはしっかりさせて頂きます。

収まり方などは幾通りもある場合がございますので、自分にあった施工をお選びください。

ただただコストを抑えようと思ってセルフビルドを検討するのはお勧めしません。
やってみたいと言う強し意志がある方のみ全力でサポート致します。


「家を自分で建てる」なんて出来たら素敵ですよね。

国産材の加工でお世話になっています、熊本県の㈱佐藤林業さんから
新しい加工の国産材の杉と桧のサンプルが届きました!
50センチほどのサンプルですが結構重量があります。
開梱前のドキドキ。

少し開けただけで杉と桧の香りがふわっ~としました。
やっぱり「木の香り」っていいですね~。

展示場を持たない主義のSketchではとても助かります。
左が桧、右が杉です。
個人的には「杉派」ですが皆さんはどちらがお好みですか?

㈱佐藤林業さんのHPはこちらです。↓
http://www.satouforestry.co.jp/

熊本地震の震源地にほど近い会社ですが、震災の影響もほとんど無く
近隣で建てられた貴社の材で作られたログハウスは全て無事でした。
すごいぞログハウス!すごいぞ佐藤林業の国産材!
あ~熊本行きたい!
只今事務所は「木の香り」が充満しております!
「森林浴」を体験したい方はどうぞ!

ここ最近ポストアンドビームについてお問い合わせが増えて来ているので簡単にご説明します。
我々ログハウス業界ではP&B(Post=柱とBeam=梁=通称ピービーと言ってます)と呼ばれていますが、
構造としては在来工法です。
太い丸太の皮を剥き丸太のまま使用する、あるいは角材に加工して使用します。
(「ティンバー」については少しややこしくなるのでここでは省略させて頂きます。)
P&Bが一般の在来工法と明らかに異なるのは、柱の中に壁を収める「真壁」が特徴です。
現在の一般住宅が柱が壁に収まる「大壁」に対して見た目にも特徴的です。

ここから皮を剥き「刻み」加工を行います。
この加工にはチェンソーが使用でき、尚且つホゾや蟻と呼ばれる熟練の知識と技が求められます。また広い加工場も必要です。

これらは二階の梁です。

これは棟木を支える柱と頬杖です。デザインも考慮しての加工です。

そして一旦仮組みを行います。ここまでは組方が違いますが丸太(ハンドカット)ログも同様です。
マシンカットログハウスは工場で機械加工され、仮組みは行いません。

それらをばらして現場に輸送して組上げ(建前)ます。

そして完成したのがこちらです。

内部はこちら。

迫力の階段。

設備も手造りでないと負けちゃいますね。

今回ご紹介したのは千葉県の「WILD LIFE」さんに提供して頂きました。
こちらの代表兼ビルダーの宇津さんです。今ではすっかり少なくなったビルダー、それも若手ビルダーです。
ナイスガイです。彼も元々バレーボールプレイヤーです。(私と違って長身ですが。。。)

↓WILD LIFEさんHP
http://www.wildlife-log.com/
こちらは3年前に県北で建てられた「オカダエンタープライズ」さんの物件です。
資材の応援と建前の応援をさせて頂きました。
材は米松(ダグラスファー)の角材です。

私と対比できるのでその太さが判りますよね。

ログハウスが井桁に材を組上げる「丸太組構法」に対して、P&Bは同じように太い材を使用しますが
構造が全く異なります。
「どちらがいいか?」はヤボな質問です。。。。(冗談です)
詳しく聞きたい方は個別にお応えいたします。

いよいよ小さなフレンチレストラン工事開始です。
建築当初から計画はあったため新築時の残材で使用出来そうな物を置いていました。
まずはその片付けから。

結構な量でした。
さてどれをどこに使用するか????

全てを撤去すると以外に広い空間です。

まずは厨房の詳細図とにらめっこ。かなりシビアな寸法なので
太田大工さんと入念に打ち合わせ。

床板は仮組なので番号を振って一旦外します。

以前の組上図を元に電気穴の確認もしました。

明日は全業者さんと打ち合わせです。

倉敷市のOB様からドアノブが外れたとご連絡がありメンテナンスに伺いました。
ビックリされたかと思いきやかなり冷静な奥様。
ラインで写真を送って頂いたので助かりました。
↓送られた写真

ドアノブはかなりデリケートな商品で、ドア厚、バックセットの寸法(ドア先端からノブ中心までの寸法)
などによって掘り込みが決まり代用品が付かないケースがあります。
このドアの場合、ノブが壊れた場合は基本的には同じものでなければなりません。
が、、、、奥さんの送って頂いた写真と説明が的確だったので
こちらの道具だけで直ります。

送って頂いた写真の本体の軸に小さなネジが見えますね。
こちらを一旦締めてノブを差込、六角レンチでネジを緩めてノブまで戻せばOK。

ご自宅にも六角レンチはあるそうなので、次回からはやってみますと。
お礼にキウイをいっぱい頂いちゃいました。

ありがとうございました!