スケッチブログ - 岡山のログハウス 株式会社スケッチ - Page 64

スケッチブログ

昨日1階桁までログが組み上がり、2階の床の根太も付き
いよいよ本日は2階の柱、母屋、棟木を起こします。
在来工法で言うところの「建前」ですね。
今日もお隣の五洋工業さんが駐車場を空けて下さいました。
ありがとうございます。

下ではプレカットされた部材を再度入念にチェックする原親方。

上では2階の根太の上に床下地の構造用合板を敷き詰めています。
尺(約303mm)ピッチの根太の上に28mmの合板を敷いていきます。
通常の住宅では12mmの合板が一般的ですよね。

全ての2階構造材をレッカーで上げて、大工さん達と目崎キャプテンが
円陣を組んで何やらミーティング。
部位の確認と、役割分担の確認ですね。

そこへ指定された束柱を昨日加工されたほぞ穴に差し込んでいきます。
原チームではお馴染みの大工応援の佐山大工さん。

そして、こちらもお馴染みの金田大工さん。頼りになります。

柱と胴差し(横架材)は金物引き寄せます。

その頃下では、母屋に垂木留めのL金物を設置していきます。
この金物もSketchオリジナル金物です。

そして母屋がつきました。

母屋も胴差しで繋ぎます。まるで3階ですね。
2階からレッカーに指示する目崎キャプテン。

そして棟木の束が立ちます。小屋組みとも言います。

いよいよ棟木がつきまして、いわゆる「上棟」です。
O様おめでとうございます!!!!!!
毎回の事ですが興奮しますね。

上棟の瞬間はyou tubeでご覧下さい。
https://youtu.be/DlHzHyaVSEM
全ての終わると、今度は下げ振りで垂直を出し。「雲筋交い」と言われる木を
使って垂直の位置で仮留めを行います。

下から見たアングルです。すごいでしょ。

そして休み間もなく、垂木を設置していきます。
母屋からログ桁に垂木を流す原親方。

今日は風も無く穏やかな、まさに上棟日和でした。

完成されたものを見るのも参考になりますが、建築を生業とする者としては
この棟上までの作業を是非皆様に見て頂きたいと思います。

ログ組の初日は重機を使わず手積みで行ったため、写真を撮る余裕が無く
途中からのご案内になります。あしからず・・・。
大工さん達は総勢7人。
皆がそれぞれの役目を熟知しているのでとてもスムーズです。

総指揮官の原親方。今回2階上部は軸組工法のため日本でプレカットしました。
プラカットの柱がほぞ差し加工のため、ログの桁(最上段)にほぞ受けの加工が必要です。
ここで位置や寸法を間違えるといけないので、目崎キャプテンと綿密にチェック。

そしてカクノミ機で溝を掘っていきます。

こちらが日本のプレカット。母屋材の鎌継手ですね。

ほぞ加工のされたログ桁です。

そして集成梁を落とし込みます。これが大変なんです。

ライブ感覚を味わいたい方はこちらをご覧下さい。
https://youtu.be/qGD4k2UKULg
2階の床梁がすべて設置されたら、次は床根太です。
金物で受けるため、墨を打ったら金物を専用釘で一つづつ留めていきます。

親方が指示する事も無く、皆それぞれの場所に金物を売っていきます。
これぞ「阿吽の呼吸」ですね。

こちらが際根太を打つ原親方。
頼りになりまス!

このところ風も無く、穏やかな天候が続いています。

組上げが始まると早朝から日没まで現場に居るため、このブログもフェイスブックも
なかなか更新でき無くて申し訳ございません。
倉敷のO様の組上げの様子をダイジェストでお送りします。
先週週末の床組みの続きから・・・・・
土台が敷かれ、大引きの施工の様子です。
糸引きでレベル(高さ)を確認して、鋼製束を設置していきます。

ちなみにスケッチは根太レス(根太が無い)で、床の構造用合板は28mmを使用
しています。土台、大引きとも桧(乾燥材)です。
束はプラスチック束もありますが、プラスチックは劣化するため
スケッチでは高さ調整のできる鋼製束を使用しています。

そして翌日の早朝レッカー屋さんの土場にO様のログ材を乗せたコンテナがやってきました。

いつもお世話になっているオペレーターさんなので、上手いし早い(吉野屋か!)です。
でもテクニックがかなり必用な作業です。

フォークリフトを上手く使って・・・

トラックいっぱいに積まれました。(更に追加があります)

現場では、床断熱も設置され下地材もあと少し。
気温も低く、小雪散る中、風も吹きつつおー寒い!

今回、現場裏の敷地をお借りしたのですが、それでもログの材料とレッカーを
置くと所狭し状態で、更にお隣の会社の駐車場を快く貸して頂き感謝感謝です。
ありがとうございました。五洋工業様!
梱包を開封してリンギ(ログ材を置く台)を置いて、ログを番号毎に
下ろしていきます。

次回はまた後日・・・・
To be continued !

場所は岡山県倉敷市(ログハウス新築現場です)
「本物の木の家」ができるまでを全てお見せします。
「木の家」「ログハウス」に少しでも興味ある方、
「自分で造ってみたい」と思われている方、
「将来大工になりたい方」などなど、
Sketchの職人達の働きぶりを是非見てやって下さい。
完成見学会では絶対に見れない、「ログハウスの大切なところ」を
ご覧下さい。

平日と土曜日は1組限定。日・祝は2組限定とさせて頂きます。

お申込はSketchのHPのお問い合わせに、
その他に見学希望日を入力して下さい。
おってご連絡いたします。
https://sketch-arc.com/wp/contact.html

こんにちは。  遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

今日の岡山は、県南もかなり冷え込んでますね。
やっと冬らしくなってきました。

スキーシーズン到来ってとこでしょうか?
大雪で被害が出ている地域があるので手放しには喜べませんが・・・・。

十分に注意して冬山を楽しみたいと思います。

今回、「アウトドア倶楽部」から「外遊倶楽部」に改名しました。
改名理由は特にございません。  気まぐれです(笑

まあ、年も変わったし、気分も変えてまた1年を楽しもうかと思ってます。
よかったらお付き合いくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ご存知のとおり、弊社は無垢の木で住まいをを創る会社です。

無垢の木と言えば「山」「森」。。
僕たちの仕事と自然(アウトドア)は無関係ではありません。

山や海へ行くといろんな気づきがあるのです。
僕自身、近頃は「テーマ」を持って登ろうと考えています。

そんな思いで創った記事があります。
よかったら目を通してみてください。↓

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倉敷市現場にて。
いよいよ今日から床組み工事開始です。
かなり冷え込んできましたよ。
まずは墨出し。土台の通り位置を出します。
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そして通気用の基礎パッキン。
ん?と気づいた方は鋭い。なんだ基礎パッキンのよこの網は?
虫除け用の網です。もちろんステンレスです。
さらに洞察力の鋭い方は気づきましたよね?
コンクリートから出ている金属棒は何?
これは土台およびログ材を基礎と堅結するためのアンカーボルトです。
土台用、フルログ用、ハーフログ用の3種類ありまして
O様邸で約90本強あります。
だからログって地震に強いんですね。
ちなみに大工さんは稲田大工さん。
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続いて土台。
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これまた鋭い方は見つけましたね?
なんだ外側の溝は?
これは後に土台を板金で覆う際に、この溝に差し込みます。
そしてこちらが原親方。いつも頼りにしています。
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2人が阿吽の呼吸で作業を進めています。
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明日はもっとしばれますよ。
1軒の家が出来るまでを是非見て頂きたいです。
家ができるまでの工程や職人さん達の技、そして何より
ログハウスの面白さ、良さを是非実際にご覧下さい。
「本当の木の家」が見たい方は是非ご連絡下さい。
ご連絡方法はHPのお問い合わせページに見学希望日時を入力して送って下さい。
https://sketch-arc.com/wp/contact.html

井原市O様邸の施工実例がアップされました。
「夢」から「現実」になったO様のご様子をご覧下さい。
https://sketch-arc.com/wp/works/9659.html

本日I様と年末の打合せを元に、宿題の図面の打ち合わせ。
今日はお嬢さんも参加。。。
何やら大きな袋。なんだなんだ?
クリスマスは終わったし、、、、、なんだなんだ?ワクワク。
おもむろに袋から出てきたのはな、な、なんと手造りの模型!
しかも25分の1のスケールじゃないですか!
思わずスタッフ全員「すげ~。。。。」「もんげ~(超岡山弁)」
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しかも1階と2階のセパレート。
面積は図面で何となく理解できるけど、空間が実感できないので、、、と。
それにしても起用ですね。

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中には階段はもちろん、ベットや人間まで忠実に作られています。

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正面から見える薪ストーブがいいんだな~。
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と、こんな風に夢を語れる方は必ず実現できますよ!

本来なら我々がご用意しないといけないのですが、、、。
脱帽。

プロカメラマンの梅ちゃん(梅木さん)から、井原市のO様邸の
写真が届きました。
自我自賛ですが、いい家です。
ちょっとだけヨ(笑かとちゃん笑)・・・・。
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やっぱりプロは違うね。
私が見込んだだけある!(またまた自我自賛)
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お客様宅でくつろぐスタッフ。(コラ~)
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創業当初はお金も無く、正直そこまで気が届かず写真データだけを
お施主様に差し上げていましたが、数年前にあるお客様から
建築中の写真をアルバムにした写真集を頂き、その写真を見た
次のお客様がまた写真を作って頂き、しばらくそんな状態が続き、
その頃に梅ちゃんと出会って今では建築後に出会ってから打ち合わせ、
ご契約から建築中そして竣工までの写真を整理しながら写真集を
作ってお渡ししています。
それも最初に作っていただいたK様のおかげです。
これからも続けていきたいと思います。
いい写真が撮れましたよO様!
楽しみにして下さい。

倉敷市現場。
1月7日。2017年の仕事初めです。
早速、倉敷市現場の床組みの資材搬入。
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ログの組上げ用の通り番号設置も準備OK。
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今年も「木の家創り」に精進します!