スケッチブログ - 岡山のログハウス 株式会社スケッチ - Page 145

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塗装も大詰めになってきました。
N様は外壁はチョコレート色、破風、鼻隠し、窓枠、軒天はホワイトを塗られました。
塗料は水性塗料です。
屋根の色とバランスが取れて本当に綺麗です。
妻壁部分。

窓枠と外壁。

2月25(土)、26(日)の2日間、お施主様のご厚意でオープンハウスを開催させて頂きました。
実はSketchとして在来工法の住宅実績はございますが、オープンハウスは初めて試みでした。
これまでは自社で設計していましたが、今回仲間の設計事務所のNEOデザインの木下設計士に
設計をお願いしました。名もない企業同士オープンハウスでどれくらいお客様が来られるか正直
不安でした。
まずは玄関。REDの玄関です。今回の外観の特徴の一つです。

内部からみた玄関入口付近です。大きな下駄箱ですね。

トイレは1階、2階にそれぞれあります。これは1階のトイレ。かわいらしい造作の手洗いです。

こちらはリビング。今回はいつもお世話になっているインテリア・雑貨のSakulaさんに家具類の展示をご協力
頂きました。もう生活観がありますね。

照明器具もお施主様とじっくり検討しました。

11時前頃からチラシを手にしたお客様が来られました。

「接客なんてできないよ」と言ってた木下氏。やっぱり自分で設計した家なので結構熱く語っていました。

午後には少し慣れてきたのかカウンター越しに・・。コラコラだらけてるゾ!

初日は11組のお客様が来られました。
続いて二日目。ちょっと天気は曇りがち。寒さも昨日より冷え込みました。
今日も11時頃からお客様が来られました。

午前中は3組だけでしたが、午後から11組と結構バタバタでした。

二日間で25組のご来場でした。
名もない工務店の見学会に寒い中お越しいただき、本当にありがとうございました。
本当に皆さんに感謝いたします。これからもSketchは「いい家創り」をご提案していきたいと思います。

建具開閉のチェックをしたところ、掃きだしのまどの上部が枠にすれていました。
ログハウスの場合、色々な要因があり建具の開閉が悪くなる場合があります。
梅雨時期はログ壁も窓枠(無垢の場合)も水分を吸うので膨張して締りが悪くなる場合があります。
その場合、一番やってはいけないのが「削り」です。削ってしまって乾燥して縮むと隙間ができて
しまいます。状況判断が必要です。

今回の場合はあきらかに留金物の掘り込みが浅すぎて金物が枠の面より出ていたので
いったん金物をとって彫しろを少し削りました。バッチリでした。

これは玄関内部の壁です。玄関がオープンなので少し目隠し的な壁が欲しいとのお施主様の
ご要望でした。ただ壁を造るのもしかり。それでは芸が無いのでガラスをご提案したところ
共感頂きました。じつはこのステンドグラスは他のお客様の玄関ガラスで、ペアガラスの
透明部分が割れたので、お取替えした際に保管していたものです。
割れたガラスを綺麗にとって、ステンドグラスをはめ込みました。
もちろんステンドグラスは無料です。
捨てる神あれば拾う神あり。

けっこう良くない?

内部の大工作業もほぼ終了です。
ドーマ部分。

1F階段付近。

ログの間仕切りについては以前ご説明しましたよね。
(問)それでは間仕切板はどのように施工するのでしょうか?
(答)間柱を立てて、間仕切り板を横に打つ。
(問)50点です。確かに横に打つのですが、ログ壁と間仕切板の接合部分は?
(答)溝を掘って差し込みます。

手間といえば手間ですが、ガタ付きも無く、光も漏れませんし、なんたって見栄えが綺麗です。
ちょっとした事ですが・・・。

ジャーン。これは何でしょう。
ガラスブロックですね。外溝の境界ブロック壁や、最近ですと外壁のアクセントに使用されています。
今回お施主さんへサプラズプレゼントしようと思ったのですが、場所が場所だけにご了解頂いた上で
プレゼントさせて頂きました。

続いて・・・、この扉は??

トイレ横の階段の隙間を現場でお施主様と相談して収納にしました。その扉です。

昨日の助っ人DIYのおかげでかなり外壁が塗れていました。

今日はお施主さんとお施主さんの友人が助っ人塗装に来られました。

トイレの壁もほぼ完了。
上部の隙間が、そう「セトリングスペース」です。もちろん塞ぎますよ。

そしてこれが「ふかし壁」の下地です。この上にキッチンパネルを貼っていきます。

「ふかし壁」って聞いた事がありますか?
ログハウスでは結構頻繁に出てくる施工です。
前回ご説明した様にログ壁は下に下がります。(セトリングします。)
本来動かないはずの壁に動いてはいけないものを施工する場合、ログの壁の前に動かない
壁を施工します。これを「ふかし壁」といいます。
これはキッチンが据付られる壁です。

キッチンパネルだけを貼る場合は下地の合板を張るだけでいいのですが、吊戸を設置する場合
合板だけでは持ちません。したがってこのような板を間柱替わりに立てていきます。

ロフトの柱が存在感が無かったので少しデコレーションしました。

1Fの間仕切りです。四角が二個。何か入るのでしょうか?

見学会まであと少し。
きょうから外部の給排水工事です。
来週早々には完了検査です。
スタッフ皆で手伝ってます。

おっとミニ重機を操作しているのは、この家の設計をしたネオデザインの
木下設計士じゃないですか!実は彼はゼネコンの現場監督もやっていて
重機も運転できるんです。

自分が設計した家なので特別な想いがあるみたいです。
さあ、いよいよオープンハウスです。

ちょっとした事ですが・・・。
外部の手摺は結構早く傷みます。特に笠木が。
日本では木の柾目や板目で使用する場所が異なりますが、海外ではそういった文化がありません。
笠木に板目を使用すると、内側に反る場合があります。そうするとそこに水が溜まり腐りやすく
なってしまします。
Sketchでは笠木に面取りを行い水が溜まりにくくしています。
ちょっとした事ですが・・・。結構拘ってます。

内部は主にデザインと触れた感触です。