4月1日からログハウス増改築二期目工事スタートです。
まずは既存のトイレ間仕切り壁の撤去です。
ログを知り尽くした大工さんなので早い早い。
電気屋さんとも連携して、ブレーカーを落とさずに作業しています。
当然一日で終わる事が出来ないため、出来るだけお施主様のご負担を軽減できるよう
作業が終わっても通常の生活が出来るよう作業しています。
これにはお施主様のご協力も必要です。
続いて間柱を起こしていきます。
次に断熱材の施工。
今回の断熱材の施工は「断熱」では無く「防音」の為です。
階段廻りはかなり難しい作業でした。
その他にも二階のロフト部分の収納扉の造作。
玄関ポーチの階段の一段目が腐ってきていたので、在庫であった桧の間柱で対応。
丁度屋根のない一段目が腐っていました。
サービスです。
以前は洗面室の入口にあった開き戸を新設の壁の扉に利用し、
以前のトイレの引戸を、上記の洗面室の入口のドアに取り付けました。
だから材料費は0円です。
増築部分の屋根板金工事は週明けに行います。
現場レポート
6年前に建てられたお客様のログハウスの増改築工事が本格的始まりました。
まずは一期目工事(増築部分)がミモザが満開な3月下旬からスタートしました。
この時期は天気が不安定で、天気予報と相談しながらの工事でした。
まずは作業場所を確保するためにも、下屋根工事からスタートしました。
並行して増築部分の工事もスタート。
増築部分は在来工法です。
在来もログも床下は同じ。土台を廻して、断熱材を入れていきます。
柱を建て、母屋、桁を設置。その後間柱や窓のまぐさを入れていきます。
その後壁の下地板を張って、透湿防水シートを張り、仕上げ材を施工します。
仕上げはログの妻壁と同じパイン羽目板を施工。
限られた間口の中で出来るだけ空間を広く取りたかったのでサッシ窓もギリギリです。
屋根のルーフィングを張って、あとは板金屋さんの出番を待つばかり。
次に内部の工事です。
まずは開口したログの小口のサンダー掛け。
密室でのサンダー掛けは結構辛い作業です。
その後内部の断熱材を施工して、壁と床の仕上げ材を張っていきます。
その間外のポリカ屋根の施工にて一期目工事完了です。
ここまで、雨に少し悩まされましたが、お施主様のご協力により大変順調に作業が進みました。
そして二期目工事(内部壁撤去と新設壁施工ほか)
兵庫県のお客様から中古ログを購入したのでメンテナンスのご相談が有り伺いました。
既にデッキの一部を地元工務店さんが改修(中)でした。
が、残りのデッキ及び玄関ポーチの土台や手摺ログも既に腐っていて
かなり危険な状態でした。
改修中のデッキも問題ありあり。。。。
こちらも手直しさせて頂きます。
中古ログを購入予定の方は、ログハウスの建築をされている会社に
<購入前に>相談しましょう!
スケッチでは他社で建てられたログハウスのメンテナンス(工事も含む)も
対応させて頂きます。
但し小さな会社なので緊急対応は出来かねます。
また50km以上のご遠方の方は別途交通費(高速代+燃料費)を頂戴致します。
調査費は無料です。
世羅町のS様邸に1年目点検に行ってきました。
もう一年なんですね。早いですね。
昨年のお引渡しの頃は雪景色でしたが、今年は雪も無く穏やかね天気でした。
まずは外部のノッチのボルト締め。
1~2mm程度のセトリングでした。かなり少ないですね。
続いて床下点検。
まずは水回りを確認。
もちろん水漏れ無し。
床下もカビも無く、虫も居ませんでした。
鋼製束に少し錆が見られましたが、特に問題はありません。
続いて造作引戸のセトリング調整です。
こちらは全てセトリングでブレ留めがギリギリだったので全て調整しました。
お土産にお野菜をいっぱ頂きました!
こちらの現場でお昼によく食べた「おがわうどん」のカレーうどん。
辛さが絶妙でとってもおいしです。
久しぶりに頂きましたがやっぱりおいしかったです。
あれ?食レポになっちゃった。
本日、源照寺様ミニログハウスが完成しお引渡し致しました。
イベントで集まった募金119500円(参加日19500円+源照寺募金10万)は後日
AMDAを通じてウクライナ支援に全額寄付させて頂きます。
今回このイベントの趣旨に共感頂き、ご協力頂きました源照寺様並びに住職の藤丸様に深く感謝致します。
世界の平和が不安定な中、何かログハウスを通じて力になれないかと考えた中での
DIYスクールでした。
今回色々な気付きもありました。
それらを参考にそして反省して次回のスクールに生かしていきたいと思います。
今回DIYスクールに参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
そして施主様である源照寺様(藤丸様)ありがとうございました。
岡山県総社市の築15年のログハウス(他社メーカー)のメンテナンス工事が完了しました。
ご相談頂いたのは実は数年前からでしたが様々な事情で正式にご契約頂いたのは今春でした。
主には外部(屋根、壁、デッキ)のメンテナンス、つまり再塗装でした。
その他にも玄関ドアや窓や室内ドア、扉の不具合や照明の交換などもございました。
こちらが再塗装前の写真です。
特に正面(南面)の傷みが激しく、建築時の塗料は剥がれ紫外線や雨による汚れ、カビで全体的に
黒くなっていました。
玄関部分はログ壁では無く、板壁だったので乾燥による反りや割れもありました。
デッキ手摺とログ梁は奇跡的に腐ってはいませんでしたが、かなり痛んでいました。
破風もかなり汚れていましたが腐りはありませんでした。
掃出し窓がセトリングによりボルトが枠を抑えて窓の開閉が難しくなっていたので
幕板を外して調整して、曲がってしまった網戸は新たに交換しました。
まずは高圧洗浄機で屋根、壁を洗浄しました。
よく乾いてから屋根を確認したら3か所割れを発見。
直ぐに交換しました。
また天窓下の鉛板金をよく見ると亀裂を多数発見。
取り合えず塗装後に最適な補修をするためブチルテープで応急処置。
そしてここからが劣化した壁との闘いです。
ケレン(磨き落し)作業に約10日間掛けて隅々まで磨き落としました。
この作業をどこまでやるかで、その後の仕上げ塗装の出来栄えに大きく影響します。
そして下地(シーラー)塗装です。
メーカーの計算では一斗缶と3.5kg缶1缶で足りる予定でしたが、流石に15年の経年は
そう言う分けにはは行きませんでした。結局一斗缶を2缶追加しました。(驚)
そこから仕上げの塗装ですが、これもまた下地と同じく計算通りにはいきませんでした。
部位部位によって判断が必要です。
傷みが激しかった手摺は5回塗りました。
また幕板を塗ったアイボリーはなかなか色が均等に出ず、場所によって3~4回塗りました。
そのあたりをメーカー担当者に現場に来て頂き、率直に問題点をお話しました。
続いて屋根。モニエル瓦の屋根ですが特に西面はコケが生えていて、洗浄だけでは落とせなかった
所はブラシで磨いていきました。
こちらもシーラーを塗り、2回仕上げ塗装(場所によって3回)しました。
天窓したの鉛板金の亀裂はFRP補修させて頂きました。
瓦の形状が凹凸が大きいため、同じ鉛板金を施工するとどうしても加工の際に
凸部分が薄くなるため、均一な厚みで覆えるFRPで施工しました。
最後に板金と樋工事。
破風部分を全て板金で覆いました。
玄関下屋根の樋が破損していたので交換しました。
西面の大屋根から下屋根の樋がセトリングで逆勾配になっていたため交換しました。
12月16日に足場を撤去しました。
ご相談からだと約1年。工事開始から約1か月半。
大変お待たせ致しましたが、蘇りました。
お施主様も大変ご満足頂き、嬉しく思います。
ありがとうございました。
夢のスタートは丸太のログを建てたときから始まっていました。
今から約25年前に建てられたY様邸のハンドカットログハウス。
この時既に次の計画を考えられていたそうです。
二年前に大掛かりなメンテナンス工事をご依頼頂いた時にその計画をご相談頂きました。
先日はその打ち合わせに。
薪ストーブが炊かれた丸太ログの中でコーヒーを飲みながら。。。
至福の時です。
そしてこの人無しにはこの計画は進みません。
スケッチが誇る親方二人の内の一人。大森親方です。
岡山が誇るログビルダーです。
来年の話になりますが、ワクワクするようなお話です。
これから少しづつご紹介していきます。
築15年の他社ログハウスの再生工事途中経過。
11月10日(木)より高圧洗浄による洗いに始まり本日10日目。
元々の外観の写真です。
洗浄後、サンダーによる磨き(ケレン)作業に入っています。
特に南面の傷みが激しく、二階ベランダ手摺の笠木は電気カンナで削りました。
ログの目地は真鍮ブラシで磨きます。
本日10日目の状況は親方(田口塗装の田口さん)が南面下地塗装2回塗装を終え仕上げ塗装2回塗り
合計4回塗装完了。
この後は乾いた状況を見て更に塗りが必要な箇所は塗りを重ねます。
ケレン作業はあと西面の半分のみ。
やっとゴールが見えてきました。
15年放置された状態は、まず古い塗膜を剥がす作業がとても重要で時間がかかります。
しかしこれをしっかりすれば蘇ります。
塗料はキシラデコール コンゾランです。
四国、香川県さぬき市のK様邸に行ってきました。快晴の瀬戸大橋。
築12年のログハウス。スケッチでの香川県1棟目のお客様です。
完成当時の外観写真です。
今回内部の煙突に黒い雨だれが出たとのご報告を頂き、補修兼メンテナンスに伺いました。
まずは再度煙突のメンテナンスのやり方をご説明しました。

続いて煙突トップからつなぎ目のコーキングを切ってバンドを外していきます。

下では煙突掃除を手伝って頂きました。

原因はフルログによるセトリングで屋根野地の上の煙突フラッシングと貫通する煙突に
隙間が出来た事により台風時に巻き込まれた雨が煙突をつたって来たと判明したため
隙間に耐熱コーキングを打ちました。

薪ストーブはベルギー産のネスターマーティンです。
燃焼率が高く、灰が少ない優れものです。

内部はかなり風合いが出てきましたね。
来年あたり本格的な再塗装をDIY予定のお施主様に、再塗装のポイントを
再度ご説明させて頂きました。

こちらも半年近くお待たせ致しました。
築60年の在来工法住宅の増改築工事です。
快晴の上棟です。
事前に太田大工さんが刻んだ柱や桁が見る見るうちの組み合わさっていきます。
できるだけコストを抑えるため、使用できるものは再利用。
サッシは以前のものをそのまま使用します。
せっかくなので屋根に上って屋根の点検もしました。
30年程前に屋根を葺き替えたそうです。
傷や穴や錆も無く、問題ありませんでした。
この日はお施主様のお父様がお誕生日で、お祝いのお赤飯と天婦羅を頂きました。
大変美味しかったです。
ご馳走様でした。
スケッチでは主にログハウスの新築が主体の会社ですが、これまで建築頂いたお客様の
ご家族や、友人などからご紹介頂いたお客様の増改築もお請けしております。
是非お気軽にご相談下さい。