現場レポート
昨日の天窓設置の様子です。
天窓はベルックス社の商品です。
天窓のサイズにもよりますが、写真のように垂木を切断して枠を造ります。
そのためやたらと天窓を付けると、屋根の構造が弱くなるので注意が必要です。
下は今朝の写真です。
破風が取り付けられました。
破風の塗装部分は、ここに瓦の役物が乗っかるので、乗っかってしまうと塗装が
出来ないところ、塗装が困難なところが出てくるため先行して施主様に塗って
頂きました。
おっと、窓周りも塗れている。
出勤前の早朝に施主様が塗られたようです。
こうすると、この後大工さんが窓枠を付けても大丈夫。
後から外壁を塗る際に色むらが多少出ますが、塗らないより塗った方が当然いいです。
多少の塗りむらは気にしない。木(ログ)の保護の方が大事です。
昨日夕方屋根屋さんがルーフィングを設置してくれました。
これで、雨対策はひとまずOK。
天窓の周りもOK。
こんな風になっています。
軒天板を張る前の様子です。
今日はこの軒天板を張るために、1、2Fのテラスを張ります。
これで足場が出来るので、軒天張りもスムースに行えます。
とは言え、暑ちーです。
週末に上棟式を行います。
梅雨の晴れ間です。と言っても天気予報は曇り時々雷雨です。
土曜日に上棟しました。
このアングルも今日で見納めです。
年輪が綺麗だったので・・・。
棟の辺りの通しボルトは全長6mほどあります。
穴に入れるのが一苦労。こんな事皆さんに知って頂きたいです。
これは2Fテラスの柱のジャッキです。妻壁もログ積みの場合セトリング(ログ壁の縮み)
があるのでジャッキで調整します。逆にログ積みで無い場合は不要ですね。
そして垂木を流します。棟木、母屋、桁に垂木を金物で留めます。
こちらも2Fがログ積みの場合、母屋、桁には特殊な金物を使用します。
垂木が流れたら、その上に野地板(構造用合板)を乗せていきます。
明日は天窓の設置。
そして屋根のローフィング設置です。
台風も通り過ぎ組上げ再開です。
蝉が一気に鳴きだしました!
ライブ感を味わって頂きながら見て頂きたいのですが、小生も組上げ大工助っ人なので
写真を撮るの忘れがちで、組上げ中はなかなか写真が撮れなくてすみません。
材料は熊本の山都杉です。ログ材の小口はもちろん上面にもB=ボルト、E=電気穴、その他=ダボ
と分かりやすく書かれています。さすが佐藤林業。さすがメイドインジャパン!
組上げは、ひたすらカケヤでログを打ち込み、ダボをダボ穴に打っていきます。ひたすらです。
猛暑の中、こまめに休憩を取りながら、ひたすら打ちます。
1Fの桁(今回の杉ログは14段、2800mmで2Fを4段立ち上げます)で、一旦2Fの
床梁を落とし込みます。
スマホのビデオを撮ったのですが使い方がイマイシ。見えなかったらすみません。
本日目標の18段(2F桁)に一歩届かず、17段にて終了。
大工(チーム原)の皆、本当にお疲れ様でした。
また、お施主様のK様、K様のご両親様、差し入れ等ありがとうございました!